コロナの時にお家で楽しむ

第一夜「旅行気分が楽しめる映画」B面

最近公開作品、そしてウッディ・アレンでニューヨーク気分

最近「赤い闇 スターリンの冷たい大地で2019)」を観ました。スターリンが支配するロシアに行く。

記者として行く。

そうです。実体験をもとにした映画、イギリス人ジャーナリスト(ジェームズ・ノートン)。

実際に行くとちょっと違う。

ことごとく違って、国に戻って本当はこうだったって告発するんです。みんなが嘘つき呼ばわりして、けっこう悲しい終わり方でした。後味が悪いような。

スパイダーマン・ファー・フロム・ホーム2019)」あれってイタリアでしたか?

最後はイギリスでした。観覧車みたいなのがあって。始まりはドイツかその辺りじゃないかな。途中で山の中みたいな感じでしたね。(ベニス、プラハ、ベルリン、ロンドン)

観に行ったはずなんですけど全然覚えてないです。
グリーンブック2018)」これはロードムービーにまさにふさわしいです。

南部あたりかな。(ニューヨーク州からアラバマ州へ)
南部の方は危険ですよって、黒人だけが泊まれる宿が載ってる本が「グリーンブック」。

そうでした。

で、白人の人(ヴィゴ・モーゼンセン)がクビになって就職先を探して、お金持ちの黒人のピアニスト(マハーシャラ・アリ)の運転手になる。

旅行を通じて考え方の違う2人が「ミッドナイト・ラン」のように仲良くなっていくのが、ロードムービーの醍醐味というか。

関係性がどんどん変わっていって、最後は自分の家に招いて。

クリスマスにみんなが温かく歓迎してくれて。

荒野にて2017)」は観られました?
出てる人(チャーリー・プラマー)はあんまり知らなかったです。映画はすごくよかった。それこそ景色は「ノマドランド」に似てるかもしれないです。ちょっと北のほうの景色が出てくる(オレゴン州ポートランド)。

 「レイニーデイ・イン・ニューヨーク2019)」なんて、つい最近じゃないですか、監督は誰でしたっけ?

ウッディ・アレンです。アレンはずっとニューヨークを撮り続けていますよね。「マンハッタン1979)」とか。

1作しか観たことないんですけど。ウディ・アレンがそのまま主演をやってた作品がありましたね。
アニーホール1977)」。ウッディ・アレンはしゃべってばっかり。

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」は、恋人同士の女の子の方(エル・ファニング)が大学新聞の取材でニューヨークに行くと言うんで、男の子(ティモシー・シャラメ)がじゃあ僕もよく知ってる街だから、街を案内してあげるよって言って、2人で行くんです。
でも取材してる間は暇なんで他のことをするんですけど、男の子は違う女性(セレーナ・ゴメス)に出会って、女の子は映画スター(ディエゴ・ルナ)に気に入られてパーティーとかに連れていかれて、この二人が最後どうなるかみたいな。
セントラルパークの周りに馬車が走ってるんです。ニューヨークであの馬車に乗ろうって言う話を最初のほうにしていて、ラスト近くになって、やっと馬車に乗る。そこで雨が降り出す。その後どうなるのか。
ウッディ・アレンだと「ミッドナイト・イン・パリ2011)」があります。

あぁ有名ですよね。

これはパリが舞台で、1920年代は世界中の芸術家がモンマルトルの丘に集まってて、そこにヘミングウェイもくるし、ジャン・コクトーもくるし、その映画には出てこなかったですけど、日本人だったら藤田嗣治とかね、
そういう中で、みんなのモデルになったキキっていう女性がいたりした。この映画の中には登場しないんですけども。
主役の男の人が幻想的な世界に入っていくファンタジーなんです。すごい人たちに会う。コール・ポーターがそこでピアノ弾いてる。「ナイト・アンド・デイ」の作曲家なんです。ピカソの愛人と知り合ったり、ピカソもその時代の人なんでね。
まさしく夢の世界で、こんなことがあったらいいなぁっていう作品ですけどもね。

パリが舞台っていうのがいいですね。

その後、芸術家たちはアメリカのソーホーに集まったりするんですけど。今のソーホーは土地代が高くなったのかな。今はそこには芸術家は集まらなくなって。
この映画には、20世紀最大の文学と言われている「華麗なるギャツビー2013)」の作家フィッツ・ジェラルドも出てくるんです。

赤い闇 スターリンの冷たい大地で

イギリス人ジャーナリスト・ガレス・ジョーンズ(ジェームズ・ノートン)は、世界恐慌の中でソビエト連邦だけが繁栄していることに疑問を持ち潜入。想像を絶する体験をする。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、スパイダーマン・スーツを持たずヨーロッパ研修旅行に参加し、ヴェネツィアへ向かう。

グリーンブック

黒人のジャズピアニスト ドナルド(マハーシャラ・アリ)と運転手に雇われたトニー(ヴィゴ・モーテンセン)がアメリカ最南部を回るコンサートツアーに出かける。

荒野にて

原作はウィリー・ブローティン。15歳のチャーリー(チャーリー・プラマー)は、厩舎で馬の世話をする仕事を見つける。二人暮らしの父親が死去。チャーリーは競走馬ピートが屠殺されないようにデルタ・パークの厩舎から連れ出し旅に出る。東部オレゴンの荒野を歩いて、伯母のいるワイオミング州を目指す。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク

大学生アシュレー(エル・ファニング )が、映画監督へのインタビューでマンハッタンに行く。ボーイフレンドのギャツビー(ティモシー・シャラメ)とニューヨークで過ごすことを計画する。

マンハッタン

ライターのアイザック(ウディ・アレン)と周りの人々の恋愛模様を描くロマンティック・コメディ。

アニーホール

コメディアン、アルビー(ウディ・アレン)とアニー(ダイアン・キートン)の長年の関係の物語。

ミッドナイト・イン・パリ

映画脚本家ギル・ペンダー(オーウェン・ウィルソン) は酔っって、パリの街を彷徨っていると1920年代風の男女に誘われる。

華麗なるギャツビー

ニューヨーク郊外の大邸宅で夜毎、豪華絢爛な饗宴が繰り広げられていた。ニック・キャラウエイ(トビー・マグワイア)は喧騒を避け海の向こうを見つめる男に出会う。その男が屋敷の主人ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)だった。

イタリアの作品で旅行気分

旅って言う文字が出てくるのが「旅情1955)」って言う映画です。

「旅情」

地名が原題でついてた「サマータイム・イン・ベニス」(これは主題歌のタイトルで、原題は「サマータイム」)。
キャサリン・ヘプバーンが主人公で40前で婚期がもうそろそろ。女性のひとり旅でアメリカからベニスに来て、少しもの寂しく歩いてると、そこにロッサノ・ブラッツィっていうおじさんぽい人と出逢って、でもキャサリン・ヘプバーンはあんまりタイプじゃないんですよね。ロッサノ・ブラッツィはイタリア人なんで女性をうまくリードする。「ステーキが食べたいと思ってもスパゲティーが出されたらそれを食べるもんですよっ」て、そういう言い方をする。
でも最後は別れるんです、寅さんじゃないですけど、駅でね。
電車が出るっていう時にロッサノ・ブラッツィが駆けつける。
映画の途中でくちなしの花が出てきて、それが最後にホームで、ロッサノ・ブラッツィが箱を開けて、クチナシの花を出して見せるんです。
で、キャサリン・ヘプバーンがわかったわかったってうなずいて、皇室のような手の振り方をするんです。
電車から体半分乗り出してね。

光景が目に浮かびますね。

昔小さい頃によく名作映画全集みたいな1時間30分くらいの番組がゴールデンタイムにあったんです。名作シーンばっかりを集めたような番組で、必ず「旅情」の最後のシーンが出てくるんです。

これはイタリアが舞台?
ベニスといえば、「ベニスに死す1971)」。

原作はトーマス・マンですね。

避暑地として主人公が行くんでしたっけ。あれは旅行気分ですよね。

避暑地の海岸の雰囲気とかすごくいいですよね。あそこで少年と出会って、トーマス・マンの世界感。

イタリアで思い出しましたけど、「ひまわり1970)」はソ連に行くんでしたっけ。ソ連にひまわり畑があるんでしたっけ。

そうです、そうです。

あれって印象的です。

戦争(第二次世界大戦)に行って、なかなか帰って来ない夫(マルチェロ・マストロヤンニ)をソフィア・ローレンが探しに行く。
電車に乗って、地下鉄から街(モスクワ)に上がって来ますよね。カメラがグ〜と俯瞰になって、こんなに広い所で帰って来ない夫を探すんだ、そういうカメラワークでした。(ナポリからモスクワ、そしてウクライナ)

面白かったですね。

音楽も良かったよね。

哀愁が漂う。

ひまわり畑で、最後どうなるのか、みたいな。

イタリアが舞台だけにお洒落な感じがします。

ヴィットリオ・デ・シーカ監督でね。「自転車泥棒1948)」を撮った巨匠。

最近、フェリーニを観ました。「1954)」なんて、ロードムービーですね。サーカス団でしたっけ?

大道芸というかね。アンソニー・クインが鎖を巻いて。

可哀想に。
フェリーニだと「8 1/2」。
主人公のマストロヤンニが映画のプロデューサーか監督ですかね。ゴージャスな建物とか街とか出てきて、豪華絢爛というか。

時々なんか不思議な撮り方をしますよね。

「8 1/2」なんか、よくわからなかったです。

僕はイタリアと言えばシチリア島なんです。
ニュー・シネマ・パラダイス1988)」。

あれは良いです。

あのトトという名の男の子(サルヴァトーレ・カシオ)はもう亡くなっちゃったけど劇場は名所になってるのかな。撮影用で作ったと思うんですけどライオンの口みたいなとこから映写してたよね。

フィルムだけで火事になるんですね。

フィルムはすごく燃えやすいですからね。実際に世界各地のフィルムセンターが火事で燃えたって言う事件がいっぱいあります。それでフィルムが消失して復元できないっていう映画がたくさんあります

やっぱ、今デジタルなので便利になりましたけど。

まだフィルムにこだわっている監督とかいるのはいますけどね。(クリストファー・ノーラン、クエンティン・タランティーノ、グザヴィエ・ドラン)

ざらつき感とかいいですよね。
ニューシネマパラダイスの監督って?

ジュゼッペ・トルナトーレ。

舌を噛みそうですけれど「海の上のピアニスト1998)」とかですよね。

大作が多いですよね「シチリア・シチリア2009)」もそうだった。

僕は2作品ぐらいしかわからないです。
(スマホで検索)ジュゼッペ・トルナトーレは「鑑定士と顔のない依頼人2013)」。

これはちょっとミステリー。

「ニュー・シネマ・パラダイス」の音楽はエンニオ・モリコーネですよね。

僕はエンニオ・モリコーネが好きで。ニーノ・ロータかエンニオ・モリコーネ。

ニーノ・ロータって最近見た「甘い生活1960)」のテーマ曲。

太陽がいっぱい1960)」とかね。あの曲を聞くと波の上で船に乗ってるような気分になりますよね。

旅情

デヴィッド・リーン監督。独身アメリカ女性ジェーン・ハドソン(キャサリン・ヘプバーン)はヴェネツィアを訪れる。サン・マルコ広場でイタリア人男性(ロッサノ・ブラッツィ)と出会う。

ベニスに死す

トーマス・マン原作。たルキノ・ヴィスコンティ監督。静養にベニスを訪れた老作曲家(ダーク・ボガード)は、美少年タージオ(ビョルン・アンドレセン)に理想の美を見いだす。

ひまわり

ヴィットリオ・デ・シーカ監督。ジョバンナ (ソフィア・ローレン)は第二次世界大戦終結後、出征し行方不明の夫(マルチェロ・マストロヤンニ)の探してソ連へ旅立つ。

自転車泥棒

ヴィットリオ・デ・シーカ監督。第二次世界大戦後のイタリア。アントニオ・リッチ(ランベルト・マジョラーニ)は、職業安定所でポスター貼りの仕事を得るが自転車が必要。妻のマリア(リアネーラ・カレル)が家のベッドのシーツを質に入れて代わりに自転車を取り戻す。初日の仕事中に自転車を盗まれてしまう。

旅芸人の粗野なザンパノ(アンソニー・クイン)は芸の手伝い女が死に、妹の頭が弱いジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)を買い取っって二人は旅に出る。

8 1/2

映画監督のグイド(マルチェロ・マストロヤンニ)は、新作の構想に、温泉地を訪れる。映画製作は進まなず現実逃避が始まる。

ニュー・シネマ・パラダイス

第二次世界大戦終結当時、少年トトはシチリア島の村で母と妹と暮らす。村の映画館は、村の唯一の娯楽施設だった。映画技師のアルフレードとトトは親友となる。シチリアのこの村を訪れると、広場や町並み、パラダイス座の客席として使われた教会内部、アルフレードの家の玄関、トトの家の玄関などが見学できるそうです。

※ フィルム撮影にこだわる監督

クリストファー・ノーランは特にフィルム撮影にこだわり、IMAX70mmフィルム(フィルム幅が70㎜、通常は35mm)を使用。世界に4台しかないこのカメラを「ダークナイト」の撮影で激突、破壊した。

海の上のピアニスト

第二次世界大戦の終戦直後、マックス・トゥーニー(プルイット・テイラー・ヴィンス)は愛用のトランペットを売りに楽器屋を訪れた。彼は店主に「1900 (ナインティーン・ハンドレッド)」と呼ばれた男の物語を語り始める。

シチリア! シチリア!

トルナトーレ監督が故郷シチリアを舞台に50年に渡る親子3代の家族の絆を描く叙事詩。

鑑定士と顔のない依頼人

美術鑑定士ヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)は女性と接するのが苦手で、部屋に大量の女性の肖像画を飾り鑑賞するという奇妙な性癖の持ち主。ビリー(ドナルド・サザーランド)と共謀し、格安で落札していた。ある日両親が収集していた美術品を競売にかけて欲しいと依頼が入る。

甘い生活

ゴシップ記者マルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、ローマの上流階級が出入りする高級クラブで、交友を楽しんでいた。アメリカの女優、シルヴィア(アニタ・エクバーグ)が撮影のためにローマにやって来る。

太陽がいっぱい

パトリシア・ハイスミス原作。ルネ・クレマン監督。大富豪の息子フィリップ(モーリス・ロネ)と貧しい青年トム・リプリー(アラン・ドロン)、パリ娘マルジュ(マリー・ラフォレ)はヨットで船出をする。

またまた脱線、パルマとヒッチコックとマフィアの話

エンニオ・モリコーネは、「アンタッチャブル(1987)」を午前10時の映画祭に行ったんですけど、観れば観るほどいい映画で。ブルーレイを買って、吹替音声が3種類ぐらい入ってるの。

僕はブライアン・デ・パルマ監督がヒッチコック監督を継承しているような気がして。

ブライアン・デ・パルマと言うと「スカーフェイス(1983)」とか。あのジョン・トラボルタが出てる、えーとね。「ミッドナイト」(「ミッドナイト・クロス(1981)」)
後は「ミッション・イン・ポッシブルシリーズ」の一作目(1996)。

よく知ってるね。
「ミッドナイト・クロス」は音響技師がが主役で。

映画のための音声とか録ってるんでしたか。

森の音、小鳥のさえずり、そこに車が走ってくる音が聞こえて。

そうでした。
それに「キャリー」。

一作目の方の「キャリー」。
「ミッドナイト・クロス」で花火をあんだけ撮ったのはうまいなぁ。ヒッチコックの「泥棒成金」も花火を上手に使ってたので、継承してるなーって勝手に思ってるんです。

ファントム・オブ・パラダイス(1974)」がありました。

(「オペラ座の怪人(1962)」を)ちょっと現代風にアレンジした。

面白かったです。
最近だと、「ドミノ 復讐の咆哮2019)」。

「ドミノ」は僕は知らずに観てて最後にブライアン・デ・パルマ監督やと知った。
「アンタッチャブル」は確かにね面白かった。

1番好きです。

ロバート・デ・ニーロのバットの使い方は衝撃的です。

デ・ニーロの出番はそんなに少なかったですけども強烈でした。

「オデッサの階段」って知ってます?
モンタージュ法っていう映画の撮り方があって、それはあるシーンを全然別の映像で表現をする。
例えば、恋が芽生えたっていうシーンに花が咲くカットをちょっと入れてみる。一目惚れの衝撃をロケットが打ち上るカットを挿入するとかね。そういうのがモンタージュ法っていって、それを提唱したのがエイゼンシュテインと言う監督で「戦艦ポチョムキン(1926)」の中に出てくる階段シーンが有名な「オデッサの階段」。そこで起こっている騒動側の階段で乳母車が落ちていたりとか。

「アンタッチャブル」ですね。

デ・パルマがそれをオマージュして、でもちょっとねトリッキーなスローモーションを使って、そこら辺の手数というか、他の人がやらない方法をやって挑戦的で、ヒッチコックが手練手管で観客を驚かせるためにやってたことを、まさしく継いでるみたいな感じがします。
ヒッチコック監督の時代ってカメラも大型で動かすこともできなかった。

そんな動かすこともできない。ヒッチコックと言えば、「サイコ(1960)」と「裏窓(1954)」あと「めまい(1958)」でしたっけ。

「めまい」なんかでも、高い所から見下ろしたときの高所恐怖症のぐらぐら感、あれはレンズで寄りながら、カメラを引き上げる。(トラックアップ/ズームバック)そういう撮り方を始めた。今の人たちはいろんなシーンで応用して使ってたりとかね。

ヒッチコックってすごいんですね。

「裏窓」の上手いところって、最初のシーンなんですけども、病室を映して窓から移動するとテーブルの上の写真がいくつか映る。どういう職業で、何が起きて入院してるのか、その数秒で全部わかる。

それは気づかなかったですね。

「サイコ」にもどういう手法で撮ったか、不思議なカットがある。
刑事がやってきて、2階へ上がって、いきなりナイフで刺されて、後向きに階段を落ちていくんですよ。それをカメラが追いかけている。固定カメラなんで撮れないんですよ。

どうやって撮ったんですか。

固定カメラの前に水平に階段を作ってるんですね。俳優はそこを後ろ向きに落ちるかのように歩いて行くんです。カメラはレンズで寄って行く。(背景はスクリーン・プロセス)

そのためだけにセットを作ってるわけですね。

そこまで実験的。当時のカメラのことを知ってると、こんな映像を撮れないって思う。昔の作品を見るときは当時の技術を知っておいた方が凄さがわかるんです。

映画を見るときはストーリーを追いかけるだけなんで、なかなかそういう知識は。

空撮もね当時は模型を作って撮ってて、今だったら見たら模型だとわかりますけれど当時はそれがすごかったんです。

いつのにか旅行と関係のない話になってしまいました。

旅行に戻ると「ニュー・シネマ・パラダイス」のシチリアはね。
ゴッドファーザー1972)」。

ドン・コルレオーネ。

ドンの末っ子が弁護士を目指してたんだけど。

マイケル。

そのマイケル・コルレオーネが最初の仕事をして危険なので一旦シチリアの方に避難して、そこでもまた事件があってね。シチリアは行ってみたいなと思っていて、観光地というよりも時間がねゆったりと流れていて。

そんな感じしますよね。のどかなところで。

シチリアンマフィアですけどね。

そんなのいるんですかね。

イタリアから流れてきたマフィア。そこで今度中国から入ってきたのがチャイニーズマフィア。1980年代になるとキューバから送られてきますよね。アル・パチーノ(トニー・モンタナ)が送られてくる。

「スカーフェイス(1983)」ですよね。

あれがキューバンマフィアになるんです。キューバの政策として、アメリカに対抗するために刑務所にいた人をアメリカにどんどん送ってくる。

そういうことですか。

また、話がそれちゃった。

アンタッチャブル

アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)の犯罪集団を摘発するために、エリオット・ネス (ケビン・コスナー)がチームを編成する。

スカーフェイス

キューバからアメリカにやってきた青年トニー・モンタナ(アル・パチーノ)が、裏社会でのし上がり、やがて自滅していく。

ミッドナイト・クロス

音響効果マンのジャック(ジョン・トラボルタ)は、効果音を収録するために川のほとりを訪れていたが、自動車事故を目撃。録音していたテープに銃声が入っていて、独自に調査を開始する。

ファントム・オブ・パラダイス

「オペラ座の怪人」を元にしたロックンロール・ミュージカル。

ドミノ 復讐の咆哮

デンマークの刑事クリスチャン( ニコライ・コスター=ワルドー)は殺人事件に遭遇。相棒のラース(ソーレン・マリン)と共に殺人犯タルジを取り押さえたが、ラースが重傷を負う。

戦艦ポチョムキン

ロシア映画。セルゲイ・エイゼンシュテイン監督。1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を描いた。「オデッサの階段」と呼ばれるオデッサの市民を虐殺する場面は映画史上有名なシーンの一つ。

サイコ

アリゾナ州フェニックスの不動産屋で働くマリオン(ジャネット・リー)は4万ドルを横領し逃亡。ノーマン(アンソニー・パーキンス)が経営するベイツモーテルに宿泊し、シャワーを浴びている時に刺殺される。

メイキング・オブ・サイコ

スティーブン レベロ 著。白夜書房。サイコの刑事殺害・転落シーンは、カメラをクレーンで吊り上げたと記載している情報がインターネット上に多いが、実は撮り直りして、水平で撮影したことがこの本で判る。

裏窓

カメラマンのジェフ(ジェームズ・スチュワート)は事故で足を骨折。療養中に窓からカメラの望遠レンズで見えるアパートの住人達の人間模様を観察していた。女性が姿を消したことに気が付く。

めまい

ジョン・ファーガソン刑事(ジェームズ・ステュアート)は、同僚を転落死させてしまったショックから、高所恐怖症になり、警察を退職。マデリン(キム・ノヴァク)を調査する仕事を受ける。

ゴッドファーザー

マリオ・プーゾ原作。フランシス・フォード・コッポラ監督。ニューヨーク五大ファミリーで、最大勢力を誇るイタリア系マフィア「コルレオーネ・ファミリー」のドン・コルレオーネ(ヴィトー)は娘コニーに3人の息子と養子がいた。末弟マイケルは裏社会には入らずに大学を経て軍隊に入る。麻薬取引を固く禁じるヴィトーが襲撃されるようになり、マイケルは、ソロッツォとマクラスキーとの会談に応じる振りをして、レストランでの席で二人を暗殺し、シチリア島へ高跳びする。

ヨーロッパからアメリカへ

カサブランカ1942)」

カサブランカ(モロッコ)は、地中海のヨーロッパからすると、対岸ですよね。フランスからアメリカへ亡命するのに、一旦カサブランカへ。

そこ経由しないといけないんでしたっけ確か。

そこでレストラン(カフェ・アメリカン)を経営してるですよね。映画は戦時中に短期間で作ったんです。まぁ当然カサブランカですけど、アメリカのスタジオで

ほぼあの居酒屋みたいなところですよね。
プロパガンダ映画って言われてますね。

それでも名作が生まれるんですよね。

Kさんのリストで観たことないのがあって、「マザーレス・ブルックリン2019)」って結構最近のですね。

これは探偵の話ですけどね。

ガーンジー島の読書会の秘密2018)」(イギリス海峡にある島)

作家(リリー・ジェームズ)が読書会を取材するために島に渡って、戦争中なんで食事会とか贅沢なことはしてはダメなの、読書会っていう体でみんなが集まって、そういうことを島の中で隠れてやるんです。
そこに作家が呼ばれて行くんです。これもいい映画でしたね。戦争中のお話ですけど、すごくいい映画でした。そんなに戦争シーンがあるって言うのではなくて、ドラマとしてよくできていて。

気になったのが「薔薇の名前1986)」って、これショーン・コネリーが出てます?

そう。エーコが書いたミステリーです。思想家でもあるし。

ウンベルト・エーコですか。

かなり昔の話で、まだ印刷機なんかないので、聖書を手書きで写していくんです。山の上のすごく辺鄙なところに教会があって、そこにショーン・コネリーがやって来る。そこで殺人事件が起きるんですけど、当然ショーン・コネリーが牧師さんでありながら探偵役をするという話の構成。

これはドイツですか。

どこだろ?。かなり高い山の辺鄙なところでした。(北イタリア)ミステリーとしても名作ですけど、映画としても名作です。

観たことあるのは「ジャイアンツ1956)」がありました。牧場(テキサス州)を経営する話ですよね。石油を掘り当てる。

アメリカ三部作っていうのがあるんです。ジョージ・スティーブンス監督が撮った「シェーン」と「ジャイアンツ」とそれと「陽のあたる場所1951)」。

「シェーン」を監督してるんですか?

「シェーン」が西部の時代、「ジャイアンツ」が石油の時代、「陽のあたる場所」が現代なんですね。その3つの時代を‥。

あー、それでアメリカ三部作ですか。

「ジャイアンツ」は大作でしたよね。

3時間ぐらいありましたか。大学の時に実家に帰った時に、時間が有り余ってるんで、超大作ばかりDVD借りてきて、その中に「ジャイアンツ」があって、後は「グリーンマイル1999)」とか「マイ・フェア・レディ1964)」とか後「パリは燃えているか1966)」とかあと何やったかな。

名作ばっかりやね。

映画館だったら「サウンド・オブ・ミュージック(1965)」とか「ウエスト・サイド・ストーリー1961)」とかは2時間40分くらいだったです。トイレ休憩が5分もなかった。

昔はインターミッションというのがあって、その間ずっと音楽が流れていて。

1番長かったのは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ1984)」の4時間位。5、6分位の休憩でトイレに行きました。

電話の音から始まるんですよね。昔のデ・ニーロって、良かったですよね。

カサブランカ

マイケル・カーティス監督。リック(ハンフリー・ボガート)はカサブランカで経営する酒場「カフェ・アメリカン」で、イルザ(イングリッド・バーグマン)と再会する。

マザーレス・ブルックリン

ジョナサン・レセム原作。ニューヨーク、トゥレット症候群を患っているライオネル・エスログは、私立探偵のフランク・ミナに引き取られ見習いとして働き始める。フランクが何者かに殺され、犯人探しに乗り出す。

ガーンジー島の読書会の秘密

ドイツ軍占領下のガーンジー島では夜間外出禁止令が発出されていたため「ガーンジー島文学・ポテトピールパイ同好会という集まり」という読書会をしていた。メンバーからの手紙をきっかけに作家ジュリエットは取材のためにガーンジー島に行くことに。

薔薇の名前

全世界で5500万部を超える世界的なベストセラー。ジャン=ジャック・アノー監督。1327年、教皇ヨハネス22世時代の北イタリアのカトリック修道院が舞台。怪事件の謎をフランシスコ会修道士バスカヴィルのウィリアム(ショーン・コネリー)とベネディクト会の見習修道士メルクのアドソ(クリスチャン・スレーター)が解き明かしていく。

ジャイアンツ

女流作家エドナ・ファーバー原作。テキサスに広大な土地を持つ牧場主ジョーダン・ベネディクト(ロック・ハドソン)が、東部の名門の娘レズリー(エリザベス・テイラー)を妻に迎える。ジョーダンの姉ラズ(マーセデス・マッケンブリッジ)が落馬事故で亡くなるが、牧童のジェット・リンク(ジェームズ・ディーン)に土地の一部を残していた。ジェットはその土地から石油が出ると信じ、土地を抵当に石油の採掘を行う。

陽のあたる場所

原作はセオドア・ドライサー「アメリカの悲劇」、アメリカ自然主義文学の傑作。その終盤の話を映画化した。貧しい家に生まれたジョージ・イーストマン(モンゴメリー・クリフト)は、伯父の工場で働く。伯父の家で社交界の花アンジェラ・ヴィカース(エリザベス・テイラー)に会い、心を惹かれるが、高嶺の花だった。

グリーンマイル

スティーヴン・キング原作。フランク・ダラボン監督。看守を務めるポール(トム・ハンクス)のもとに、双子の少女を強姦殺人した罪を持つ死刑囚ジョン・コーフィが送られて来る。純粋な心を持っている大男だった。

アラビアから最後はソビエト連邦へ

アラビアのロレンス1962)」はデビット・リーン監督です。

オーバーチュアっていうんですか。序曲で盛り上がって、「ウエストサイドストーリー」とか30分ぐらい静止画で流れていて「アラビアのロレンス」も次第に映画に引き込まれていくような。

いいですよね。ちょっとアラビアンだけどもちょっと勇ましい楽曲。ラクダで攻めていくとかねいいですよね。(アラブ独立闘争でオスマン帝国のアカバを襲撃)
ロレンスが最初にアラブの砂漠に行くカットに変わるのをマッチの火のアップから、あれもなんか上手な演出やなぁと。長い長い旅をして、現地のオマー・シャリフと出会う。

軍人からだんだん人が変わっていって寂しかったりしましたね

盗賊のように。(オスマン帝国のヒジャーズ鉄道襲撃)
だんだんイギリスに抵抗して。(ダマスカス進軍)

気性が荒くなって。
傲慢な感じになってきます。

最初にオートバイのあのシーンを見せる。

そうですよね、オープニングでいきなり死んでますもんね。

あそこでロレンスの生涯を描くっていうのがわかりますね。人が変わっていって、映画で多いのは、だんだん人間が出来上がっていくという成長物語ですけど、ロレンスは違いますよね。

ドクトル・ジバゴ1965)」と同じ監督でしたっけ。

はい。「ジバゴ」は、いいですよね。
田舎の方へ鉄道で移動するのに(モスクワからベニキオへ)、寒い中みんな貨車に乗って行くんです。貨車が扉を開けると氷の膜ができていて、それを割ってから外に出る。
「ラーラのテーマ」っていう曲。ラーラ(ジュリー・クリスティ)がジバゴの恋人。それがテーマ曲になってるんです。モーリス・ジャールが作曲した。あの曲で盛り上がって。
僕は「ドクトル・ジバゴ」の最後のシーンが好きなんです。

ダムの所ですか。

女子工員が事務所に呼ばれて、その娘はジバゴがはぐれたまま、ずっと探していて、巡り会えなかった子供。事務所で待っていたのが軍人(アレック・ギネス、ジバゴの義兄)で、娘が担いでいた楽器からポロンッて音がして、「君もバラライカが弾けるのか」って訊かれる。ジバゴもバラライカの名人だったので、そこで繋がる。

そんなでしたね。

そこで、「ラーラのテーマ」が流れて。

こんな話だとキリがないですね。

いい時間になりましたね。そろそろ、帰りますか。

アラビアのロレンス

デヴィッド・リーン監督。イギリス陸軍将校ロレンス(ピーター・オトゥール)はオスマン帝国からのアラブ独立闘争を先導する。

ドクトル・ジバゴ

原作はソ連の作家ボリス・パステルナークの小説。ソ連で発禁処分となり、1957年にイタリアで刊行。パステルナークは1958年にノーベル文学賞の受賞が決定したが辞退せざるを得なかった。
物語は、幼くして両親を亡くしたユーリが、モスクワに住む親戚の家に引き取られる。両親の遺品は楽器バラライカただひとつ。医師免許を習得し、開業医になることを目指して、本業の医者以外にも詩人としても才能を開花させていた。第一次世界大戦、ロシア革命と激動の歴史の中で運命はユーリとラーラを巡り合わせ、そして別れを繰り返す。