コロナの時にお家で楽しむ

第五夜「この映画は冬にまた観たくなります」B面

(A面のつづき)

シュワちゃんのクリスマス・コメディ映画

ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996)」は、シュワちゃんが出ているんですよ。子供が欲しがる「ヒーロー」のおもちゃがあって、それをクリスマスにプレゼントするために買いに走るっていう話です。

へー、シュワちゃん。

すごい人気で、他のお父さんと取り合いになるほどの争奪戦で。

買いに行くところがメインのストーリーですか? あっははは、めっちゃコメディ。

これはオススメ。

面白そうですね。

シュワちゃんのコメディ作品は面白い。

意外と多いですよね。コメディに出てるのってね。

キンダガートン・コップ(1991)」でしたっけ? 保育園に行く警官の話。あれも好きで。
キネ娘さん、シュワちゃんやったら、何が好き?

えー私、全然観てないです。ホントに。「ターミネーター(1985)」のイメージがすごいあったんで。

あれ、なんでした? でこぼこコンビの。

えーと、「ツインズ(1989)」。僕は観てないんです。
あと、シュワちゃんが妊娠する作品もありましたよね。(「ジュニア(1994)」)

あー、なあんか、それ知ってます。ふふふ。ふふふ‥。
Twitterで見ました。どんなストーリーやねんって感じですね。

「ツインズ」は、良い映画っていう印象は残ってるなぁ。

双子っていう設定ですね。

かなり、ふざけてますね。
最初の方はコメディ系の俳優さん?

いや、最初は「コナン・ザ・グレート(1982)」とかで。

筋肉俳優。

ムキムキの。

そこから「ターミネーター」で、ようやくヒットして。 「プレデター(1987)」は、観ました?

観てないです。面白いですか?

面白いよ。

めっちゃ有名ですもんね。

スタローンは?

ロッキー(1977)」は観ました。それくらいですね。
「ロッキー」の続編みたいなのはまだ観てないです。

クリード/チャンプを継ぐ男(2015)」ね。 「ロッキー」で冬のシーンありませんでした?
ないか?

基本、寒そうですね。

でも、最初のトレーニングしている時、寒そうやったね。

息が白かったイメージがあります。
冷凍庫でお肉をパンチするみたいな。

衛生的によくないよね。
スケート場に行くのはよく覚えてます。貸切のところをエイドリアンと一緒に。

Eくん

年間 120本以上を劇場で鑑賞する豪傑。「ジュラシック・ワールド」とポール・バーホーヘン監督「ロボコップ(1987)」で映画に目覚める。期待の若者。

キネ娘さん

卒業論文のために映画の観客について研究したことも。ハートフルな作品からホラーまで守備範囲が広い。グレーテスト・シネマ・ウーマンである。

夕暮係

小3の年に「黒ひげ大旋風(1968)」で、劇場デビュー。照明が消え、気分が悪くなり退場。初鑑賞は約3分。忘却名人の昔人。

ジングル・オール・ザ・ウェイ

監督:ブライアン・レヴァント。運動器具会社社長のハワードは、仕事が忙しく8歳の息子ジェイミーとの約束を破ってばかり。 ジェイミーの機嫌を取るためにハワードは、大人気の「ターボマン」フィギュアをクリスマスにプレゼントすることを約束する。 ハワードは予約を忘れ、ターボマンのフィギュアは品薄状態で、どの店に行っても品切れ。 ショッピングモールにフィギュアが入荷され、抽選券を奪い合い殴り合いとなる。 工場ににも出向くが偽物を掴まされ、また格闘が始まる。

シャザム!(2019)」はクリスマスです。冒頭からクリスマス。

観てないですけど、気になります。スーパーヒーローみたいなのが、ガム風船ぷうーっていうポスターですよね。

見た目はおじさんだけど、中身は子供。

あー、なるほど。そうなんですね。

DC(ディテクティブ・コミックス)はあまり観ない?

DCは観ないですね。「スーサイド・スクワッド(2016)」くらい。

夕暮係さんは、アメコミは詳しいですか?

んー。詳しいのかどうかがよく分からない。

観ます?

1作目がすごい面白かった。

今年公開された「ザ・スーサイド・スクワット”極”悪党、集結(2021)」は面白かったですよ。ジェームズ・ワン監督。

サメが出てくるのですか?

そうそう。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)」の監督です。
Disney Plusだったら、多くないですか? マーベル作品とか。

僕はまだ、Disney Plusのアニメの作品を観てないねん。もしもシリーズの映画。

ホワット・イフ…?(2021)」ですか?

そうそう。噂ではきくんだけど、まだもうちょっと後にしようかなって。

ホークアイ」は観ました?

まだ観てない。あれは映画?

ドラマシリーズですね。クリスマスが舞台で。

「クリスマスまでに、あと6日」みたいな予告は観ました。
「シャザム」を観よう。ストーリーが「ビッグ(1988)」みたいですね。

ああ、トム・ハンクスは知ってるんや。

母親がトム・ハンクスが好きで。コメディーの時代が好きだったみたいで。「最近は、ちょっと真面目な役が多いから、嫌だ」って言ってました。

ハドソン川の奇跡(2016)」とか「ターミナル(2004)」とか。

世紀をまたぐサスペンス映画

ステレンジ・デイズ/1999年12月31日(1996)」ってどんなのですか?

これはミレニアムになる時の話ですよ。1999年の年末の年越し。

年越しシリーズ。

ジェームズ・キャメロン監督。

調べたらSFって出てきました。どういう映画ですか?

記憶装置みたいなのがあるんですよ。ヘッドセットみたいなのをすると、その人の記憶がそこに記録されて、それを使って同じ体験を再生できる。
女性が殺害されるという事件があって、元刑事(レイフ・ファインズ)のところに「助けてほしい、ディスクを観てほしい」と逃げて来る女の人がいる。その元刑事って、頼りなくて、それをちゃんと観ないといけないんだけど、そのディスクの争奪戦みたいなことになってきて、果たしてそのディスクの中に何が記録されているのかみたいなところがドラマのミソになってるんですね。

大晦日にそういう事件が起きるっていうことですか?

大晦日を経過していくんですね。

誰かなぁと思ったらレイフ・ファインズ。

そうです、そうです。
この人の愛してた女の人(ジュリエット・ルイス)も行方不明になってたりして、いろんな伏線が貼られてて、最後に果たしてそれがどうなるのか、そういうお話です。
ちょっとミステリー仕掛けのSF映画で、ミレニアムの年越し。

全部ディスクの中に入ってるから取り合いになるんですね。えー、面白そう。

キネ娘さん、レイフ・ファンズとか知ってる。

えー、わかんないです。

今度の「キングスマン:ファースト・エージェント(2021)」の主演やねん。

前日譚の作品ですね。そうなんですね。はいはい。

007/ノータイム・トゥ・ダイ(2021)」にも出てるね。

そうなんですか。レイフ・ファインズ。

「007」は、今までは、初日に観てたんやけどなぁ。

あー観てないんですか?

落ちを言っちゃっていいですか?

駄目!

いやちょっとね、びっくりしますよ。

今回で主演の‥。

ダニエル・クレイグが最後。
だから過去の作品を観てなくてもダニエル・クレイグの作品だけを観れば、お話だけは問題なくついてこれるかな。また興味があったら。

主役が変わると、わりとリセットされるよね。

確かにね。ダニエル・クレイグの場合って、あの設定自体が根本から変わってるんです。生年月日とか、そこから今までの作品と違うんですよ。その辺は気にしなくても楽しめるんだけど。

現代版になってるんやね。
悪役の設定がどんどん変わっていってるよね。昔の冷戦の時代とか。

最近はソ連とかないですよね。普通にスペクターみたいな。北朝鮮とかもあったりした。

その前はインターネットの覇者みたいな人とか。

「007」は観たことない?

ないです。
今回公開されるので、ダニエル・クレイグのシリーズだけを観ようと思ってたんです。まだ全然観れてないです。

今回の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」だけでも楽しめるよ。

観たいなぁ。観たい作品がいっぱいあります。

どんどんカメラも進化してるしCGも進化してるしね。だから昔の本当の人間だけでやってたのとは大分映像のクオリティーが違いますよね。

設定がだいぶ変わってるんですよね。見え方も然り。

結構シリーズが続いてるからね。

ファンの方は、めっちゃ楽しみにしてはったんじゃないですか? 今回の作品。

そうやね。だって6年ぶりやもん。

間が空いてるんですね。

前作が2015年に公開して、この6年間でスター・ウォーズの新三部作が完結してるんです。

そうなんですね。ハハハ「あっちは完結してるよ」みたいな、へー。

配給会社が変わったりして、その辺がなんか時間がかかるみたい。

ややこしいですね。映画あるあるですね。

もともとのオリジナルとか昭和初期やもんね。

超ロングシリーズですね。

当時、原作の洋書が神田の古書店で「医者はいらない」っていうタイトルで売られていた。(「007は殺しの番号(1963)」)

医者はいらない、Dr.NOですか。

全然とんちんかんな。
昔は無茶苦茶やったからね。

翻訳の仕方が違ったほうになっちゃったということですね。

そんな時代からの作品というかね。小説なんです。
もう今は原作全く関係がなくて。
昔中学の時に観ていた時に聞いた話は、主役側の設定の脚本家5人と悪役側の5人で、最初は007をどうやって追い詰めていくかっていうシナリオを作って、それをどう解決するかをこっちの5人が考える。

そんなことやってたんですか。

他のドラマとはちょっと違う作り方。

つなげて作るんじゃないんですね。

追い込む側と脱出する側。

考えますよね。「こうやろう、こうやろう」って。

そんな作り方をしてたら脚本が無茶苦茶にならないんですかね?

こういうストーリーって、どれもそうなんですけど、どれだけ主役を追い込むかが、ドラマとして面白くなる。

すごい作り方ですね。

今日は話が飛びますね。

それますね。申し訳ない。

いえいえ。

テーマは広いんで、大丈夫でしょ。

ストレンジ・デイズ/1999年12月31日
ストレンジ・デイズ/1999年12月31日

製作・脚本:ジェームズ・キャメロン、監督:キャスリン・ビグロー。1999年12月31日、ロサンゼルス。 元警官のレニー(レイフ・ファインズ)は恋人の娼婦フェイス(ジュリエット・ルイス)に去られる。 現在は五感体験ソフトのディスクを、売買する生活を続けている。 ある夜、フェイスの友人の娼婦のアイリス(ブリジット・バーコ)が助けを求めてやって来る。 アイリスはパトカーが現れると「フェイスもヤバイ」と言い残して去ってしまう。 レニーの元に差出人不明の1枚のディスクが届く。 そのディスクにはアイリスが殺されていく過程が記録されていた。 レニーはフェイスを守るため、犯人捜しを始めた。アイリスから受け取ったディスクをまだ見ていなかった。(※殺害シーンが残虐で米国ではR指定となっていますので、ご注意ください)

クリスマスの晩餐会で家族が再生する映画

私、今回のために調べて、観た作品があって。
何か1本観ようと思って「クーパー家の晩餐会(2015)」を観たんです。

どういう映画?

これはクリスマスっていう感じの作品です。
クーパー家には、親族がいっぱいいて登場人物ごとにストーリーがあるんです。最終に全部がつながるみたいな感じです。
メインになるのは熟年夫婦(ダイアン・キートンとジョン・グッドマン)で、離婚しようとしてるんです。「最後はクリスマスでパーティーをしてからにしよう」みたいな感じで「アフリカに一緒に行こうね」とか言ってたんです。
それも一緒に行けてなくて「本当は私は行きたくなかったのよ」とか、すれ違いがあって、でもズルズルと一緒にいたんです。
娘(マリサ・トメイ)のストーリーもあって、空港のバーに行くんです。そこで軍人の男の人(ジェイク・レイシー)と知り合って意気投合する。親に「クリスマスに帰る」って言ってたので、実家に帰らないといけない。でも、「まだ結婚してないの?」って出来損ないみたいにいつも見られるのが辛いので、軍人の人に「恋人役になって欲しい」って頼んで一緒に実家に帰るんです。
その娘は医者と不倫をしてる経緯があって、でも軍人の人とほんとに好きになっていくんですよ。
それでどうしよう、みたいなストーリーがあったりとか。

他にもそのクーパー家の人の話がいろいろ交差するわけ。

そうですね。夫婦のすれ違いがあったりとか、自分が劣等感を持ってるけど、ほんとに好きな人を見つけていくとか、そういうのがいろいろあって、クリスマスの日にクーパー家で晩餐会をして、各々が自分を見つけていく話です。
ストーリーがそれぞれで進んでいく、みんな家族なんだなぁって分かっていくんです。
最初は登場人物が多くて分かりづらいけど、こことここが姉妹だったとかが分かってきて、面白くてオススメです。

いかにもクリスマスって感じですね。

結構ほっこり系のストーリー。

だんだん設定が分かってくるのも面白いね。

そうですね。最初、誰がどう繋がってるんだろうって、あまり分らないまま進むと、夫婦の子供があの人だったとか、夫婦の奥さんのほうの妹だとか、いろいろあって。

あえて相関図が分らないように。

はっきりとは言わなくて、話の内容からあの人の事だみたいに、つながっていきますね。
「みんな、そのクリスマスに帰るねん」ていう話から始まるんで、それで分かる感じ。

最後は集結するんですね。

そうです。おじいちゃん(アラン・アーキン)がその日に倒れちゃったりするんです。それで病院に行ったら娘が医者と不倫してることが分かるとかで、つながっていく。

どうまとめるのか気になりますね。

最後はそのカップルはうまくいったし、夫婦は離婚せずにすんで、ていう…。

日本のドラマになりそうな感じ。

そんな感じですね。

これはどこの映画なんですか?

アメリカ映画ですね。ダイアン・キートンとか出てますね。アンソニー・マッキーはファルコン役(キャプテン・アメリカ)の人やったかな。

そうです、そうです。警官役で出てて。
ティモシー・シャラメとかも出て。

シャラメ出てんねや。みんな好きやねー。

最近ハヤリの。

DUNE/デューン 砂の惑星(2021)」は観た?

「デューン」を観てないです。

観てないか、俺も観てない。

観たいです。結構長いですね、2時間ちょっと。

2時間半ぐらいあったはず。

また映画化になったの?
最初に映画になったときに、映像化できない小説と言われていましたね。

今回も映像がすごいみたい。

後編も製作が決定したみたいです。

もう何でも作れますもんね。

ほんとにリアルですよね。

冬が舞台の映画で思い出した「タイタニック(1997)」だ。
あれは冬なのか?
あれは冬じゃないか。氷山だけか。

あれはニューヨークに行くから、あっち(カナダ沖)を通っていくんですね。

そっか。

でも寒そうですよね。

寒そうは、いいん違う。

冬に寒そうな映画って嫌だな。あったかいのがいいな。

逆にあったかい方にいくかなぁと思って。

でも、僕は映画と同じ体感をしたいね。

臨場感がある方が。
前も取り上げられていましたけど「シャイニング(1980)」とかですよね。
冬の間に行くっていう設定ですもんね。

クーパー家の晩餐会
クーパー家の晩餐会

監督:ジェシー・ネルソン。家族には内緒で、シャーロット(ダイアン・キートン)とサム(ジョン・グッドマン)は離婚を決めていた。 シャーロットは、末娘を亡くした悲しみから、情熱を閉ざして生きるようになっていた。 30年前から2人で行くはずだったアフリカ旅行をシャーロットに却下されたサムは、家を出る決断をしていた。 シャーロットは最後のクリスマス晩餐会をかけがえのない会にしたかった。 長男ハンク(エド・ヘルムズ)は失業中だったが、離婚した元妻や子供達にも言えずにいる。 ハンクの長男チャーリー(ティモシー・シャラメ)は両親の離婚後は塞ぎ込み、弟のボーが元気つけようとしている。 長女エレノア(オリヴィア・ワイルド)は仕事が不調で不倫中、帰省を憂鬱に感じている。 空港のバーで軍人ジョーと知り合って惹かれ合い、一晩だけ恋人のフリをしてほしいと頼む。 シャーロットの妹のエマは、シャーロットへのクリスマス・プレゼントを万引きで手に入れようとする。 シャーロットの父親バッキー(アラン・アーキン)はダイナーの若いウェイトレス・ルビー(アマンダ・セイフライド)に恋をしていた。 それぞれの思いが交錯する中で晩餐会は始まった。

冬の定番映画、フランシス・レイの名曲「ある愛の詩」

ある愛の詩(1971)」って、僕は全然知んないんです。タイトルぐらいしか。

「ある愛の詩」は、どこの大学やったかな。エリック・シーガルっていう大学教授が今の学生たちがどんなふうに会話をしてるのかを研究した。言語学の先生なんです。その人が学生を主役にした小説を書いて、大ベストセラーになっちゃったんです。アーサー・ヒラーが監督をして映画化にした。

言語学の先生。

当時、今の若者たちの会話がそのまま小説になったので話題になった。

どんな内容なんですか?

前回の話で「ザ・ドライバー(1978)」に出ていたライアン・オニールが男の子で、アリ・マックグローが女の子。
女の子が白血病になるんですよ。それがちょうどクリスマスの時で。男の子がねクリスマスツリーを道で売ってたりするんです。クリスマスツリーってアメリカは道で売ってるんやっていうのが分かったりするんです。

でかいの売ってるんですか?

その渡せれるくらいのを通る人に売る感じでね。2人が恋に落ちて、小説だったらもう亡くなっている彼女のことを思い出すシーンからね。「彼女の愛したものはバッハとベートーベンとそして僕」みたいに話が始まって、回想していく。学生で若いからお父さんが反対するんだけど、2人で一緒に暮らそうみたいな話になって、真っ白な雪の世界で2人でね。でも彼女は白血病になる。
民放で放送する時に、今だったら珍しくないんだけど、当時吹き替えで芸能人を使うことになったんですよ。
アリ・マックグローを山口百恵が声を担当して、ライアン・オニールを三浦友和が吹き替えして、当時すごい話題になったんですね。

この吹き替え版を今度スターチャンネルでやるって宣伝になってます。

あ、そうなんですか?

DVDには未収録なんですよね。
その広告を見たんで覚えてるんです。

スカパーは退会したなぁ。観れない。

キリないですよね。次から次へ。

映画の宣伝の時に有名になったキャッチコピーが「愛とは決して後悔しないこと」。

アリ・マックグローって「ゲッタウェイ(1972)」に出てた人ですね。

そうです。スティーブ・マックイーンとね。

マックイーンの奥さんか。

あ、そうです。

そういう話なんか。僕はあんまり恋愛映画を観ないんですよね。

あー、そうなんやね。

キネ娘さんは詳しい?

そうですね。観てる方ですかね。

冬の映画で1番最初に思ったのが「スイート・ノーベンバー(2001)」やったんです。
「あ! ノーベンバーやから違う」と思って。

そうなんですよね。11月かと思って外しました。秋ですかねギリギリ。
「あーこれ秋や」と思って。
迷いましたでも。冬っていう大きなくくりやったら、入るかなと思ったんです。

ああ、全然知らないわ。

まさにラブストーリー。

ラブストーリー、そういう恋愛がテーマやったら冬が舞台ってありそうなイメージがしたなんやけど。
クリスマス・キャロル(2009)」とかあった。

「クリスマス・キャロル」はディケンズでしょ。あれは何回も映画やドラマになってるんじゃないかな。

ディズニーの作品で1回観たことがある気がする。

お金の亡者みたいな人が出てくる作品ね。

でもちょっと怖いですよね。昔に観たから怖かったですね。

怖そうな人がやるしね。

アニメ版もありますよね。

全然観てないや。

もう今の人ディケンズとか読まないでしょ。

大学の英語の授業でディケンズの小説っていうので「クリスマス・キャロル」を観ましたね。それぐらいです。
海外のクリスマスは家族で過ごすものみたいですよね。

あーなるほどね。恋人とは会わなくて。

実家に帰る日みたいな印象があります。

お誕生日会ですもんね。

そうですね。

アメリカはね日本と違って年越しでもまだクリスマスツリーを飾ってたりします。どちらかというとお正月よりもクリスマスの方がメインになってます。

終わってからもやるんですね。キリスト教の国は意気込みが違いますね。全然違う。

慌てて門松に変えてっていうことをしないね。

今年のクリスマスは関連したのを観てみようかな。
今度メル・ギブソン主演の「クリスマス・ウォーズ(2021)」を観に行きます。
メル・ギブソンがサンタクロース役なんやけど、良い子にしてなかったとある子供に石炭をあげたら、その子供が怒って殺し屋を雇ってサンタクロースを殺そうとする話。
メル・ギブソン演ずるサンタもアメリカ陸軍と契約して対抗するみたいな。

すごいですね。

まさしくウォーズやなって。

へー、今度やるんですか。B級感がすごいですね。

キネ娘さん、メル・ギブソンは?

ピンと来ないです。何が多いですか?

「マッドマックス」の最初の「1・2・3」とか。

まだオーストラリアの映画ですもんね。

あと「リーサル・ウェポン(1989)」かなぁ。

「リーサル・ウェポン」は、クリスマスが出て来ません?

「1」とかクリスマスでしたよ。そっか。

身代金(1996)」とかあったかな。息子を誘拐されちゃうお父さんの役。
映画監督とかでも活躍してます。
アカデミー賞を獲った作品がありましたよね。あの顔に塗ったの。タイトルが出てこない。

ブレイブハート(1995)」でアカデミー監督賞受賞。

誰が出てるんですか?

メル・ギブソンが主役で出てたよね。

僕もそんな詳しくないんですけど。「怒りのデスロード」が好きやったら「マッドマックス2(1981)」とか面白いよ。
全然冬に関係ないことばっかり言っちゃった。

砂漠のイメージやね。

暑そうですね。

ある愛の詩
ある愛の詩

監督:アーサー・ヒラー、脚本・原作:エリック・シーガル、音楽:フランシス・レイ。ハーバード大学の学生オリバー・バレット(ライアン・オニール)は、図書館でジェニー・カヴァレリ(アリ・マッグロー)と出会う。 オリバーの実家が大富豪でも、ジェニーは物怖じしなかった。 2人は急速に惹かれあい、深く愛し合うようになっていく。 オリバーと父親(レイ・ミランド)の親子関係は最悪だった。 ジェニーは音楽家になる夢がありパリへ留学するつもりだったが、オリバーは猛反対しプロポーズをする。 オリバーの父親は大学院を卒業するまで結婚を待つよう忠告、結婚するなら援助を中止すると言う。 2人は大学で質素な結婚式を挙げ、安いアパートで新婚生活を始める。 オリバーは大学院へ、ジェニーが私立小学校の教師をして家計を支える。 オリバーに父親と和解するよう勧めるが、オリバーは拒み、ジェニーは家を飛び出す。 オリバーの謝罪に、ジェニーは「愛とは決して後悔しないことよ」と答える。 オリバーは卒業後、一流法律事務所に就職。2人は高級マンションで暮らし始めるが、ジェニーは白血病を患い、死期が近かった。 2人は野外スケート場へ行き、スケートをするオリバーを愛おしく見つめるジェニーの体はすでに限界だった。

冬の邦画作品は

祈りの幕が下りる時(2018)」は冬が舞台ですか?

冬です。これはオススメしたいな。
邦画の中でも割と上位の方に入ると思うんですよ。
砂の器(1974)」が大好きでね。「砂の器」を彷彿とさせるストーリーなんですね。

キネ娘さん、「砂の器」観た?

観てないです。
東野圭吾ですか?

松本清張です。

「午前10時」でやってたんですけど。

そうなんか。「砂の器」は、もう全部お話ししたいくらいやね。最初から最後まで。

面白いんですね。

「祈りの幕」は、貧乏なお家の娘さんとお父さんとの話なんです。
あることがきっかけで親子が別れなければいけない、そこに事件が絡んでくるんです。
どこまで言っちゃっていいのかな?

いいところで止めてください。

娘さんは東京に出てどんどん演劇の方の出世コースに乗っていくんですけど、お父さんは娘さんのために人格を変えて、別の人生を歩んでいく。
阿部寛が刑事をやってるエリアが人形町。そこで事件が起きて、それを解決していくときに、裏側のストーリーっていうのが徐々に見えてくる。

何があったんですかね。

過去にあった事件と関係がある。
過去を調べていくとそういうところに繋がっていく。

新参者シリーズですね。これだけ観ても分かります?

分かります。新参者シリーズの中でもこれがダントツです。これは超オススメです。
邦画の好きな人は割とこれを進める人が多いと思います。

観ます。

これでハマると、「砂の器」を観て欲しい。

何かリンクする要素があるんですかね。

物語の構成もちょっと似てる。時代設定は全然違うんですけど。「あぁ、東野圭吾が清張に憧れて、リスペクトして作ったなぁ」っていうのが分かります。

どっちを先に観るのがオススメですか?

「砂の器」を後でもいいかな。「砂の器」はもう泣きながら観て欲しい。

ボロボロになって。

何回観てもボロボロになってしまう。

そうしよう。

あんまりこういう推理映画っていうのは、なじみがないんですよね。
キネ娘さんはどう?

好きですけどね。さっきの「探偵はバーにいる」とか。ちょっと違いますけど。
結局、犯人は誰なんやろうとか、考えるのも好きですけど。

ミステリーっていうカテゴリーでね。共通してて、お話が完結したときに、「あーなるほど」っていう。そこでなるほどと同時に感動があるみたいな。

そうですね。

横溝正史とかだったら、なじみがあるんですけどね。
横溝正史は?

犬神家の一族(1976)(2006)」は観ました。

あれ面白いよね。リメイクの方?

石坂浩二。

どっちも出てる。

角川映画の第1作が最初の「犬神家の一族(1976)」。

古かった気がするんですけど。1976年の作品ですね。

結構面白いですよね。「獄門島(1949)(1977)」とかね。
八つ墓村(1951)(1977)(1996)」も有名です。

(E君のスマホを見て)佐清(すけきよ)だ。
この佐清と足が浮いている写真が有名過ぎて、でも内容を知らないと思って、観たんですよ。そしたらすごい面白かったです。怖いですね。

ちょっとホラーチックに。

(かすれ声で)「青沼静馬だ」って。

「よき、こと、きく」。菊人形が怖いですよね。
原作も読んだりしたけど。

横溝正史は兵庫の人なんですよ。(神戸市東川崎)

そうですよね。最近、先輩に教えてもらった。

神戸がよく出てくるんですよ。「八つ墓村」とかは過去の事件を探るために神戸に行くとかね。

また、ずれてしまいましたね。

時代背景が横溝正史の場合は決まっててね。昔の大金持ちの華族が没落していく時代が背景にある。

村のその有名な一族が「悪魔が来たりて笛を吹く(1954)(1979)」やったか。
すいませんマニアックな話をしてしまって。

祈りの幕が下りる時
祈りの幕が下りる時

監督:福澤克雄、原作:東野圭吾。日本橋署の刑事加賀恭一郎はそこに住む宮本という女性から一報を受ける。 当地で亡くなった田島百合子が加賀の母親ではないかという内容。 百合子は昔宮本の経営するスナックセブンで働き、綿部という客と恋人同士だった。 一方、小菅のアパートで滋賀県在住の押谷道子の腐乱遺体が発見される。 アパートの住人は越川睦夫と名乗る男性で消息不明。 捜査一課の松宮は新小岩での河川敷で発生したホームレス焼死事件との関連性を感じていた。 道子は同級生、浅居博美を訪ねて上京していた。 博美は、父親とともに夜逃げ同然で地元を離れていたが、上京して女優から演出家の道にすすんでた。

最後は「ホームアローン」

ホームアローン(1991)」です。

ようやくオーソドックスな作品が。

ぽいですよね。

ぽい、ぽい。

前回の最後に出てましたね。

やっぱ、1番に思いつく感じはありますよね。

ダイハード(1989)」は出てこなかったんやね。

思ったんですけど、言うほどクリスマスかなって。結局ずっとビルの中にいますしね。
外は関係ないんや。

でもエンディングの曲は毎回クリスマスソングですけどね。

あ、そうか。 「ホーム・スイート・ホーム・アローン(2021)」はDisney plusで新作やってるじゃないですか?
ジョジョ・ラビット(2020)」の子が出てる。
あの家族が東京に行くんですよね。それはストーリーとは関係なくて。

東京は舞台にはならない。

あー、置いていかれちゃう時の旅行ですね。

Disney plus限定なんですか?
カルキン君が大人になって、GoogleのCMに出てるのを見ました。
なんかの映画にも出たみたいです。

ちゃんと復活したんやね。

ターミネーター2(1991)」のジョン・コナーのあの子もかなり派手な噂が。

ダニエル・ラドクリフも一時期、んー?みたいな感じでした。

ホームアローンに話を戻すけど、あれって飛行機に乗る時に気づくよね。

そんなに数え切れないほどの人数じゃないでしょうって。

「1」はもう、そもそも‥。

コメディー映画に突っ込んだらダメ。

1作目はたしか、家を出る時点で置いていかるんやったっけ?

家の中に置いていかれて、空港で気づいたんですよね。

2作目がたしか、主人公の男の子だけ違う飛行機に乗っちゃうんやったか。ひとりだけどっか‥。

ホーム・アローン2(1992)」ってどんなんでしたっけ?

家族みんなでマイアミに行こうとしたら、男の子はニューヨークに行っちゃう。

あー、鳩のやつ。

そうそう、鳩のおばさん。ドナルド・トランプが出てくるやつ。
あれもクリスマスやね。けど、やっぱ「1」が有名やね。 今度、金曜ロードショーでまた放映するみたい。

憎めない泥棒たち。

いまだに観ても面白いですもん。
結構えぐいいたずらで、1番覚えてるのが2階の窓からコンクリートのブロックを落として頭に命中させる。

頭に火がぼーって、上がってたりとか。
ブロックを踏んで転んだりとかもあったような。なかなか痛そう。

子供だから何でもしちゃえって。
ストーリーが、すごい面白いですよね。

お母さんが途中で引き返してさあ、家に戻ろうとするけど飛行機の予約が取れなくて、たまたま何か楽団の人の車に乗せてもらって、家に帰ったりしてたかな。一所懸命な姿を覚えてて、そういうのも良かったな。

お母さんが最後に来てくれましたもんね。

仏頂面の近所のおじさんが最後に助けてくれたりとか。ちょっとしんみりとくるのがよかったなぁ。

定番ですね。

ギミック的なこともしてましてたよね。人影を作るみたいな。

あー、窓から見えるように。

テレビが映っているシーンで実際に人がいるように見せかけたりとか。

賢いですよね。

1人でお家であんだけ楽しめたら、留守番しててもいいよね。

確かに。行けなくても楽しそうですね。

では、日も暮れてきたので今夜は、こんなところで。

次回も楽しみです。

みんな風邪をひかないように。

ホームアローン
ホーム・アローン

監督:クリス・コロンバス。シカゴのマカリスター家は、クリスマス休暇に家族総出のパリ旅行を計画。 出発の朝、停電で目覚まし時計が鳴らず全員が寝坊してしまう。 慌てて空港へと向うが、屋根裏部屋で寝ていた8歳のケビン・マカリスター(マコーレー・カルキン)が取り残されてしまう。 ケビンはうるさい家族がいなくなった事を喜び、1人暮らしを満喫する。 泥棒ハリー・ライムとマーヴ・マーチャントは誰もいなくなったマカリスター家を狙っていた。 ケビンがいないことに気づいたが、ほとんどの飛行機は満席状態。 母・ケイト(キャスリン・オハラ)は一人シカゴへ向かう楽団のワゴンに便乗する。 家が狙われていることを知ったケビンは、大人がいるように見せかけ、家を守ろうとする。 当初はうまくいくが、すぐにバレてしまう。 隣家には老人マーリーがいたが、「シャベル殺人鬼」と思い込んでいるケビンは助けを求めようとしなかった。 クリスマス当日。 ケビンは家を泥棒から守るべく、家中に様々な仕掛けを作り、泥棒たちを迎え撃つ準備を整える。

(対話月日:2021年11月30日)