コロナの時にお家で楽しむ

第七夜「夢の映画は、まだ覚めない」Side-A

映画好きな素人のおしゃべりに、お付き合いください。
皆様がひとつでも観たい映画が見つかれば嬉しいです。

野球と夢と 「フィールド・オブ・ドリームス」

私、知らなかったんですけど「フィールド・オブ・ドリームス(1989)」は、有名なんですね。
名作と名高いものだったという。

そう、そう。

マイベスト10に入るくらい。

面白いですね。最初はどういう設定なんやろうっていう手探り感がありましたけど。

急にだってさ、農場経営してたところにさ、変な天からの声が聞こえて、「あ、球場造ればいいんだ」って、その時点で意味が分かんない。観客からしたら何のことか分からない。

誰の声かもね。

そうですね。

何か謎めいてるんですよ。
「それを作ったら彼が来る」とかね。

作ったら作ったで幽霊が出てくるし。何がなんやら。

最初の登場が幽霊っぽくなかったって思います。

見た目は普通やからね。

そう、お父さんの話が、最初にばぁーってあったのをちゃんと聞かないと、ピンと来ない。

オープニングでね。

そうですね。

後半はロードムービーみたいです。

テレンス・マン(ジェームズ・アール・ジョーンズ)という黒人の男性を探しに行きました。それも見てる限り何の意味があるのか、ですね。次にグラハム医師(バート・ランカスター)を見つけて、急にタイムスリップしている。

前に観たときのことを覚えてなくて。今回観て、
「あ、バート・ランカスターが出てた」と思って。

ラストは主人公のレイ(ケビン・コスナー)とお父さんがキャッチボールをしていると、暗いアイオワをバックに車のライトが列になって来る。あそこを観て、いつも泣きそうになる。
もうあれが、しっちゃかめっちゃかでよく分からない展開が、ラストに集約されて、全てはこのためにあったんだと、それに気づいた瞬間、じわーっと泣けてくる。

後半にかけて、怒涛の面白さがありましたね。
一番いいなと思ったのが、グラハム医師が、若い姿でヒッチハイクみたいに乗ってくる。名前を聞いて、「えっ」みたいな。最後の野球の試合をしていて、娘が客席から落ちたので、手当をするために、ぱって出てきたら、おじいちゃんの姿に戻るところが良かったですね。

野球場から出たらね、もう元通りの野球ができなくなっちゃった。ちょっと物悲しいけど。

最初はなんであの枠から出ないんかなと思ってたんですけど、そういうことやったんやなって。
良かったです。

球場だけが秘密の夢のエリア、他の人には選手が見えない。

シューレス・ジョーが、
「ここは天国か?」って訊くと
「いや、アイオワです」。
最後に、お父さんとも同じやりとりをやったし。すごく好きですね。

あの球場の選手が見えている人と見えていない人の差は何だったんでしょうね?
最初、レイのお兄さんは見えなかったじゃないですか。

最後に見えるようになったね。

あれがなんでなんやろと思って。

テレンス・マンが何で呼ばれたのかよく分かんないけど、いい小説を書くために、
「あっちの世界に行きたい」って言って、あれもよかったな。

そうですね。あの人は結局死んではったんですか?

最後は分からないですけど、でも本を書くために行ったから帰ってこないとね。

テレンス・マンが新聞記事を見ると、行方不明になってる。あれで、実はもう死んでたのかなと思いました。

そこから、電話をかけてたけどね。

登場人物がそれぞれやり残したことや、挫折とかがあって、テレンス・マンは昔、本を書いたり、活動に参加したけど、結局筆を折って、今は違う仕事をして暮らしてたり。
ケビン・コスナーのお父さんはメジャーリーガーを目指してたけど、夢が破れて、それはグラハムも一緒なんやけど。

みんなが野球にまつわっている。打席に立てなかったりとか。
きっと、アメリカ人にとっての野球っていうのは特別なものやね。

そうですよね。

夕暮さんが好きなシーンとかありますか?

僕はバート・ランカスターが最初出てきたとき。グラハム医師を探して、「いないなぁ」と思ったら、夜の暗闇から登場する。

70年代になってね。

いいですね。

バート・ランカスターが登場
Eくん

年間 120本以上を劇場で鑑賞する豪傑。「ジュラシック・ワールド」とポール・バーホーヘン監督「ロボコップ(1987)」で映画に目覚める。期待の若者。

キネ娘さん

卒業論文のために映画の観客について研究したことも。ハートフルな作品からホラーまで守備範囲が広い。グレーテスト・シネマ・ウーマンである。

夕暮係

小3の年に「黒ひげ大旋風(1968)」で、劇場デビュー。照明が消え、気分が悪くなり退場。初鑑賞は約3分。忘却名人の昔人。

フィールド・オブ・ドリームス

監督:フィル・アルデン・ロビンソン、 原作:ウイリアム・パトリック・キンセラ。アイオワ州、レイ・キンセラ(ケビン・コスナー)は父親から継いだ農場を営んでいる。 父親のジョンは、かつてメジャーリーグを目指したが、願いは叶わなかった。 レイは、ある日の夜、謎の声を聞く。 「畑に野球場を作れば、彼が帰ってくる」 レイは、トウモロコシ畑を切り拓いて野球場を作る。 レイの娘カリンは夕闇の野球場に人影を見つける。 それは1919年に八百長事件で球界を永久追放されたシューレス・ジョー・ジャクソン。 レイは、再びの謎の声「彼の痛みを癒せ」を聞く。 彼とは、活動家作家テレンス・マン(ジェームズ・アール・ジョーンズ)のことだと気づく。 隠遁しているテレンスを尋ねて、レイは妻子を残して旅に出る。

シューレス・ジョー

夕暮さんは原作「シューレス・ジョー」を先に読んだんでしたっけ?

先に読んだね。

シューレス・ジョーっていう野球選手は本当におったんや。

あ、そうなんですね。

八百長が原因で追放されてっていう事件が実際にあった。

そこはリアルなんですね。

疑われたけども、違うかった。

みたいですね。そこら辺は俗説があるみたいです。

そうなんですね。

映画の中でも、
「お金じゃないんや」って。
「ゲームすることが面白いし、観客が熱狂するっていうのがいいんや」。
そのために野球してるんですね。
あの作家が、何とかキンセラ。

原作者の名前がですか?

苗字が一緒なんです。主人公やお父さんと。

確かそうやった。主人公の名前がレイ・キンセラ。原作者がウイリアム・パトリック・キンセラ。

野球選手が作家の夢だったのかもしれないけどね。(原作者も農家の生まれ)

前回の「インセプション(2010)」が、人が寝る間に見る夢やったんやけど、今回の夢は将来の夢とかやったし、同じ夢でもね、使い方で。

シューレス・ジョーは両方にかかってるような気がするけどね。

そうですか。

幻覚っぽい夢みたいな感じですか。

最初の方のシーンで、
「よく夢でそういうのを見る」と、そんなセリフがあったので。

野球はアメリカの夢を描く

やっぱ、アメリカ人にとっての野球って、特別な存在。野球が題材のアメリカ映画はたくさんありますもんね。
レッドフォードの、「ナチュラル(1984)」や、「がんばれ!ベアーズ(1976)」。

「頑張れ!ベアーズ」は、3シーズンぐらいあったかな。(「がんばれ!ベアーズ 特訓中(1977)」「がんばれ!ベアーズ大旋風 -日本遠征-(1978)」「がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン(2005)」)

結構ありますよ。高倉健が出てるやつもありました。
ミスター・ベースボール(1992)」です。日本が舞台。
同じケビン・コスナー主演の「ラブ・オブ・ザ・ゲーム(1999)」。野球が題材の映画があったんですけど、「フィールド・オブ・ドリームス」の方が好き。

ロードムービー的な展開がいいよね。

あれもいいですよね。わざわざ車に同乗して。

もうなんか借金まみれで、
「どうしようか」と奥さんが言っているのに
「人を探しに行っていいか?」って。

行きたいところは、ほとんど自分の直感で決めていますからね。なんやそれって。

行ったら行ったで、また
「あっち(ミネソタ)に行け」って言われるし。

結局はお父さんに出会うために、全て仕組まれてた、そのための布石だったんだなって考えると、なかなか感慨深いです。

お父さんの声みたいな感じもするけどね。

そうですよね。

でもお父さんはシューレス・ジョーを呼びたかった。

みんなそれぞれの思いがあったんでしょ。最後の辺のメッセージで、あれは誰が言ってたんかな、テレンス・マンやったかな。
「アメリカは長い間で60年代と比べてアメリカの様相が変わったけど、変わらないのは野球だった。人々と常にあったんで、かつての良き時代を呼び起こす」
やたらと60年代に対しても言及されてますよね。テレンス・マンの平和活動がどうのこうのって、主人公のレイ・キンセラも学生時代は没頭してたみたいに言ってた。

あの時代がちょうど黒人解放運動が活発になった時ですよね。
その頃に作家をしていて、そういう活動をしてね。戦争もあって。

当時はベトナム戦争の反戦活動をずっとやってたのかなと思う。

集会でテレンス・マンの図書を、
「読まないようにしてください」と、女性が言って、それに対してね、あの奥さんが立ち上がる。強いなと思って。

学生時代やっぱりそういう活動したからですかね、
「皆ファシストになっちゃ駄目よ」みたいな。

やっぱり自由を愛するっていうか、言論の自由とか、創作の自由とかね。
「当時はそれでみんな勇気づけられた。そういう人もいたのに」。

やっぱ時代とともにアメリカの様子も変わり、まさにそういうことですね。思想もいろいろ変わっちゃったし。

テレンス・マンには実在のモデルとかは?

何か書いてました、どっかのサイトにね、「ライ麦畑で捕まえて」の作者がモデルだろうとか、違うとか。

サリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は僕も大好きな小説やけども。暗殺者(マーク・チャップマン)も読んでたりとか。

はいはい知ってます。何かで見たぞ。どういう本か分かんないんですけど。

ちょっと繊細な男の子(ホールデン・コールフィールド)が主人公で、ロードムービー的なイニシエーションの旅をするという話です。

内容自体は、有害図書っていうかな、そんな悪いことを書かれていない。(ホールデンの言葉遣いや態度を、カリフォルニア州の教育委員会が問題とし、学校や図書室から追放される)

悪いことは書かれてないんですよね。ただ運動家たちとか、思想家たちとか、そういう人に何か変に祭り上げられちゃったみたいなね。若い人なんかみんなはまりそうな気がするけどね。未刊の小説が見つかったとかって、また出版されるとか。

その続編ってことですか。

違う小説かな。

発表されなかった作品か、読んでみようかな。
最近は、関係ないですけど、原作とか読むんです。「最後の決闘裁判(2021)」の原作となったノンフィクションをわざわざ買って読んでからもう1回観たんです。やっぱ最初に観た時と面白さが桁違いに変わってました。当時の社会背景とか、やっぱどうしても映画だけやったら、背景として淡々と流れるだけなんですけど、本やったら詳細に語られていて、その辺の情報を得た上でもう1回観返すと、すっと頭の中に入ってくる。

「ライ麦」は村上春樹が新しく翻訳し直してるんです。

ナチュラル
ナチュラル

監督:バリー・レヴィンソン、原作:バーナード・マラマッド。1920〜30年代、天才野球選手ロイ(ロバート・レッドフォード)が、35歳にして「奇跡のルーキー」としてメジャーリーグで活躍する。

がんばれ!ベアーズ

監督:マイケル・リッチー、脚本:ビル・ランカスター。弱小少年野球チーム「ベアーズ」を、かつてマイナーリーグで活躍していたプール清掃人バターメイカー(ウォルター・マッソー)が率い奮戦する。

ミスター・ベースボール

監督:フレッド・スケピシ。ニューヨーク・ヤンキースの強打者ジャック・エリオット(トム・セレック)は、チーム側からトレードの通告を出される。オファーを出したのが中日ドラゴンズ。来日したジャックは日本文化・日本の野球にしばらく馴染めず、チームメイトや通訳の西村洋次(高倉健)らと衝突する。

ラブ・オブ・ザ・ゲーム

監督:サム・ライミ、脚本:ダナ・スティーヴンス。デトロイト・タイガースのベテラン投手ビリー・チャペル(ケビン・コスナー)は、タイガースのオーナー、ウィラーからチーム売却決定と引退を勧められる。また、恋人ジェーン(ケリー・プレストン)から別れを告げられる。 ジェーンがロンドンに旅立つジョン・F・ケネディ空港のパブではビリーの登板する試合の中継が始まっていた。

濱口竜介監督の快挙

村上春樹といえば、「ロング・グッドバイ」の翻訳とか「ドライブ・マイ・カー(2021)」。

アカデミー国際長編映画賞受賞で話題ですよね。僕は見てないんですけど。

あー面白かった。

面白いんですか。

あんまり、この濱口竜介監督の映画、全然観たことなくって、初めて観たんやけどね、思ったより中身はシンプルっていうか。

そうなんですか。

とっつきやすい。

ぼくも知らなかったけど、ここまでチャレンジャーな映画作家なんだって。

へえ。

そう。劇中劇というか芝居する人のお話で、映画の中で芝居するんやけども、それに対するアプローチが、「えーこんなことするんや」って。

撮り方が工夫してるってことですか?

撮り方というか方法論がね。

へえ。

偶然と想像(2021)」も結構良かったです。夕暮れさん、作品賞ノミネートは何か観ました?

いや、やってるのある?

配信とかだったら、「ドント・ルック・アップ(2021)」はもう観ましたよ。アダム・マッケイ監督。

同時配信やったんですか、劇場と。

Netflixの映画って基本配信が先で、一応劇場で期間限定で上映って形になったと思うから。

そっか、Netflixのオリジナルのやつって。

そうそう「パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021)」。

カンバーバッチ。

そう、また観てないんですけど。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021)」を、観たいな。

「ウエスト・サイド」は、良かったですよ。

新旧、両方観たの?

両方観ました。こっちはこっちでいいんじゃないかな。スピルバーグが当時の貧しかった人たちの生活をピックアップして描いてたから。前作「ウエスト・サイド物語(1961)」よりもどんよりしてる。

一緒なんですか、設定は? プエルトリコやったでしょ。

基本的には一緒ですね。もしかしたらキャラクターとか違うかもしれないんですけども、基本的な流れとか一緒やったと思います。

プエルトリコっていう、リコ島っていうところから来てアメリカに住んでいる。

一方、その白人の人たちが対立していて、プエルトリコのグループのリーダーの娘さんと、白人の元リーダー、アンセル・エルゴート、「ベイビー・ドライバー(2017)」に出ていた人が恋に落ちる。「ロミオとジュリエット(1968)」を想定してしまう。

典型ですね。音楽も同じ?

音楽も一部なんか聞きなれないやつが1曲だけあったんですけど、それ以外は一緒だったと思います。サントラ盤から聞いてたんで。知ってる。

妹がいいって言ってましたね。面白いらしいです。

ドライブ・マイ・カー

監督:濱口竜介、原作:村上春樹。俳優・舞台演出家、家福悠介(西島秀俊)は、愛車「サーブ900ターボ」を運転しながら、台詞を繰り返し台本を覚える。 妻の音(霧島れいか)が物語を語り、家福が書きとめて音は脚本家として成功している。 家福が家に戻ると、音の情事を目撃するが、そっと家を出て平穏な生活を優先させる。 家福がチェーホフの戯曲『ワーニャ伯父さん』の公演に取り組んでいる。 そしてある日、音が急死する。

偶然と想像

監督・脚本:濱口竜介。偶然をテーマに描いた3つの短編映画を集約した作品。

ドント・ルック・アップ

監督・脚本:アダム・マッケイ。2人の天文学者が、地球に衝突する彗星を発見し人類に警告を発するためにメディアを通して訴える。

パワー・オブ・ザ・ドッグ

監督・脚本:ジェーン・カンピオン。1920年代半ばのモンタナ州。聡明だが粗野で威圧的なフィルは、地味で繊細な弟・ジョージと2人で牧場を経営している。ジョージが未亡人の女性と結婚したことで、兄弟の関係に歪みが生じていく。

ウエスト・サイド・ストーリー

監督: スティーヴン・スピルバーグ。ニューヨーク、夢を求めてやってきたプエルトリコ系移民シャーク団とポーランド移民ジェット団たちが敵対している。シャーク団のリーダーを兄にもつマリアが、ジェット団の元トニーと出会い、惹かれ合う。

メキシコの三大巨匠って、覚えられますか

キネ娘さんが観たのは?

ないですね。「ナイトメア・アリー(2021)」を観たいなあとは思ってるんですけど。

まだやってないね、来週ぐらいかな。

メキシコか。デルトロ監督。

あの人は、メキシコの監督?

メキシコの三大巨匠のひとりですね。

他の二人は誰なんですか?

えっと。みんな作品賞を獲ってるの。半魚人が出てくるのは?

シェイプ・オブ・ウォーター(2017)」、あれがデルトロです。

もう一人は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。

撮ったのは「バード、何とかかんとか」、長いタイトルの。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014)」じゃなかったですか? マイケル・キートンが出ている。
なんか変わった映画でね。主人公のマイケル・キートンが演じているのがヒーローものの映画の役者さんという設定。

昔、活躍してた役者。

初めて知りました。

ディカプリオが出てたのは? (「レヴェナント: 蘇えりし者(2015))この人は監督賞を2回獲っているのかな?

アモーレス・ペロス(2000)」「バベル(2006)」。

「バベル」で獲ったよね。(2006年カンヌ国際映画祭 監督賞受賞)

アカデミー作曲賞受賞ですね。役所広司が出てたんですね。

「バベル」は4カ国が舞台になっていて、日本のシーンがあったのでね。

全然知んない。

「バベル」はすごくいい映画です。あと1人。

さっき、ちらっと調べました。

一昨年前のアカデミー賞授賞式の時に、3人で登壇した。

あっ「ローマ/ROMA(2018)」の時ですか?
Netflixの映画のモノクロ作品。

キュアロン監督。

メキシコとなると分かんないですね。
アルフォンソ・キュアロン。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004)」の監督。

「アズカバン」だけですか?

天国の口、終りの楽園。(2001)」でちょっと有名になったけどね。「トゥモロー・ワールド(2001)」も何か獲ったよね。

3部門ノミネートって書いてます。「ゼロ・グラビティ(2013)」はようやく分かる。観てないんですけどね。

あーそうなんか? この撮り方はすごかった。宇宙空間をこんなカメラアングルで撮るのかってびっくりします。
「トゥモロー・ワールド 」もちょっとびっくりするシーンもありますけど。

そうなんですか。

どんな撮り方してるんやと。

ディズニーの「トゥモローランド(2015)」とごっちゃになってます。

きっと撮影監督(エマニュエル・ルベツキ)がすごいと思う。この監督が組んでる撮影監督がすごい。もう想像がつかない。どんな撮り方してるのか。

アルフォンソ・キュアロン。

だから「3人言って」って言われても、言えない。

ふふふ。

噛みそうになる名前やな。

メキシコ3大巨匠
ナイトメア・アリー

監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ。原作 ウィリアム・リンゼイ・グレシャム。ショービジネスでの成功を狙う青年スタンは、魑魅魍魎な見世物一座とめぐり合う。そこで読心術を学び、人を惹きつける才能で興行の腕を磨く。さらなる野望を抱き、思いがけない闇が待ち受けていた。

シェイプ・オブ・ウォーター

監督:ギレルモ・デル・トロ。聾唖の女性が、政府の極秘研究所で掃除婦として働いていると研究所の水槽に閉じ込められている不思議な生きものと出会う。そして「彼」に心奪われてしまう。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。映画「バードマン」の主役で人気があったが、今やどん底の人生を送る中年俳優のリーガンは、舞台の製作に乗り出す。

レヴェナント: 蘇えりし者

監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。1823年、アメリカ北西部。先住民の襲撃を受けたハンターの一団は、船を捨てて逃走。ハンターの1人、グラス(レオナルド・ディカプリオ)は熊に襲われ瀕死の重傷を負ってしまう。

バベル

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。モロッコの少年が銃を発砲してしまう事件。メキシコ人の不法就労事件。日本の聾唖者女子高生。言葉の通じない人間世界の3つの話が交差する。

ROMA/ローマ

監督・脚本:アルフォンソ・キュアロン。メキシコシティの中流家庭の家政婦の日常を描きく。

天国の口、終りの楽園。

監督:アルフォンソ・キュアロン。大人の女性と共に旅をし、少年期の終わりを迎える二人の若者。メキシコシティからカリブ海沿岸のカカデュタまでをドライブするロードムービー。

トゥモロー・ワールド

監督:アルフォンソ・キュアロン。人類が繁殖能力を失った近未来のイギリスを舞台に、奇跡的に妊娠を果たした若い女性を守ることになった男。

ゼロ・グラビティ

監督:アルフォンソ・キュアロン。医療技師ライアン・ストーン博士は、スペースミッションに初めて参加する。指揮を務めるマット・コワルスキーとシャリフと共に船外活動を行っていると、ヒューストンの管制から、膨大な量の宇宙ゴミが高速で接近していると緊急連絡が入る。

ケネス・ブラナーってすごい

ドリームプラン(2021)」のウィル・スミスがアカデミー賞主演男優賞。

そうですね、予告でめちゃくちゃ見ました。

DUNE デューン 砂の惑星(2021)」がノミネートされてるのが嬉しかったなあ。最近SF映画で、ノミネートされてなかったんで。
でも、やっぱ日本人として「ドライブ・マイ・カー」に獲って欲しかった。

何が獲るか、分からなかったですね。観てないから。

脚本賞受賞は、ケネス・ブラナー(「ベルファスト(2021)」)。監督もしていました。

監督は何作目ぐらいなんやろ。そんなにしてないんでしょうね。

ケネス・ブラナーのことは、そんなに詳しくないんですけど、最近知りましたよ。「TENET テネット(2020)」の悪役。

オリエント急行殺人事件(2017)」のポワロ役も。

そうそう。僕と誕生日が1日違いや。

そうなんですね。

12月11日やから。「ダンケルク(2017)」にも出ていたんか。「シンデレラ(2015)」の監督。
マイティ・ソー(2011)」の監督って書いてある。

そうなんですね。

「ソー」なんです?

ははは、ははは。

全然知らなかった。

もっと話題になってもいいぐらい。

けっこう、監督やってるじゃない。

スルース(2007)」の監督。元は「探偵スルース(1972)」でそのリメイク。

出演はマイケル・ケインと、ジュード・ロウか。

1作目はジュード・ロウの役をマイケル・ケインが演じて、マイケル・ケインの役をローレンス・オリヴィエが演じてたんです。

そうなんですか。

これはすごく面白いし、特に一作目の方を観た方が。

そうなんですね。

推理ものですか?

推理もの。でも原作はなくて、有名な脚本家(アンソニー・シェーファー)が、映画用に映像でしかできないみたいなミステリー。

「マイティ・ソー」を監督してるなんて知らなかった。
すごいですね。今回もアカデミーノミネートと聞くだけで、「ベルファスト」も観に行かなきゃって。

ドリームプラン

監督:レイナルド・マーカス・グリーン、脚本:ザック・ベイリン。テニス経験が皆無のリチャード・ウィリアムズ(ウィル・スミス)の娘ビーナスとセリーナはテニスの才能に恵まれていた。

DUNE/デューン 砂の惑星

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ。レト・アトレイデス公爵は、宇宙で最も価値のある物質「メランジ」の供給源、砂漠の惑星デューンの管理権を受け入れる。 それは宇宙皇帝によって仕組まれた罠だった。

オリエント急行殺人事件
オリエント急行殺人事件

監督:ケネス・ブラナー、脚本:マイケル・グリーン。オリエント急行の車内で大富豪、エドワード・ラチェットが殺害される。12カ所を刺されて死亡していた。たまたま同乗していたポアロが聞き込み調査を実施する。

探偵スルース

監督:ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ、脚本:アンソニー・シェーファー。著名なミステリー作家のワイク(ローレンス・オリヴィエ)は、妻の不倫相手のティンドル(マイケル・ケイン)を自宅に呼びつける。ワイクは自宅の金庫に保管している宝石を泥棒に扮して盗んで欲しいと言い出す。金銭的に厳しいティンドルはワイクの筋書きどおりに、宝石を盗むことにする。

(対話月日:2022年3月9日)