コロナの時にお家で楽しむ

第4夜「こんなに面白い映画を見逃してない?」Side-B

組織から、抜け出そうともがくのが面白い!

気になったのが「クラッシュ(2004)」。グローネン・バーグのじゃないですよね。

この「クラッシュ」は、組織から抜け出そうとする人の話。
ほんとにいい映画で、最初に車の事故現場に警察が来るんです。冬で、脇役の1人の警官が「もうすぐ雪が降りそうだな」って、ぼそっと言うんです。これを最初に覚えてるかどうかっていうくらいの。
物語が始まって、組織から抜けようと、いろいろがんばる話なんです。
エンディングに雪が降ってくる。
あの最初の誰が言ったかわからないセリフが‥。

そういうの好きですね。

組織から抜け出そうとする人の話が好きなんですけどね。
あれもそう。あの「ドライバー」?じゃないな。「ドライブ(2011)」。

ライアン・ゴスリングでした?

そうそう、組織の運転をされさせられてた元レーサーですよね。組織から抜け出そうとして、いろいろもがいて。
そういうのがなんか好きなんですよ。
更生をしようっていうね。

まさに「SKIN/スキン(2019)」がお薦めです。
アメリカの映画。レイシスト集団、差別主義の集団にいる青年が女の子との出会いがきっかけでそこから抜け出そうとするんですけども、妨害に遭ったりする。
実話が元で感動するんです。
主人公が全身にビシッとタトゥーを入れてるんです。

クラッシュ

クリスマス近くのロサンゼルス。他民族国家アメリカの犯罪と隣り合わせで生きる人々の群像劇。ポール・ハギス監督。サンドラ・ブロック、マット・ディロンらが出演。ポリフォニックな脚本が優れている。第78回アカデミー賞作品賞受賞作品。

ドライヴ

ドライバーは整備工場で働き、映画のスタントドライバーとして、強盗の逃走を手助けをしている。アパートの同じ階に住む人妻、アイリーンと知り合う。ニコラス・ウィンディング・レフン監督。ライアン・ゴズリング主演。

SKIN/スキン

ブライオン・ワイドナーは白人至上主義集団に所属していたが、ジュリーと知り合いそこから抜け出すことを決意する。ガイ・ナティーブ監督。ジェイミー・ベル主演。

ミステリーが面白い!

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019)」は面白そう。

これはミステリーです。
世界的に売れているベストセラー小説の完結編が出ることになるんです。
それが流出しないようにしながら、世界同時に発行するために、いろんな国から翻訳家を9人集める。
フランスの屋敷で、出たら駄目ですよって、鍵を掛けられる。
その中にはレストランとか、スポーツジムとか完備されていて、その代わり監禁というか、出れないんです。

缶詰め状態ですね。

そこで翻訳をするところから物語が始まるんです。

事件が起きるんですか?

何故か一部が流出をしてしまう。それが脅迫の材料になるんです。「もっと流出させるぞ」、みたいな。

ということは翻訳家の中に誰かが?
すっごい面白そうですね。結構最近なので知ってたんですけど。

すごく良くできてる。お薦めです。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019)」もミステリーですね。

そうそう。これも結構面白かったです。

ダニエル・グレイグですね。

そう。007とちょっと違って、陽気なおどけた様子で面白かったです。
監督はライアン・ジョンソン、「スターウォーズの最後のジュダイ(2017)」の。

あ、そうなのか。
作家役はクリストファー・プラマーでした。

作家が亡くなって、その遺産を巡って、事件が起きます。
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)」のクリス・エヴァンスが全然違うキャラクターで。

みんなが怪しくて。

ハロウィン(1978)」のジェイミー・リー・カーティスとか出てました。

あー、細い人ね。前にシュワルツ・ネガーと出てたね。

そう、「トゥルーライズ(1994)」。これも面白かったです。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー

フランスの館に、9カ国から翻訳家が集められた。ミステリー小説『デダリュス』の完結編の各国語への翻訳のため。9人を隔離して極秘の翻訳が始まった。レジス・ロワンサル監督。ランベール・ウィルソン主演。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

犯罪小説家ハーラン・スロンビーが85歳の誕生パーティーに家族を招待。翌朝、ハーランは喉を切られて死んでいた。私立探偵ブノワ・ブランが雇われ捜査を開始する。ライアン・ジョンソン監督。ダニエル・クレイグ主演。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

「スター・ウォーズ」シリーズの第8作品目。ライアン・ジョンソン監督。

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

ニューヨークではスティーブ・ロジャースが戦争を終わらせたいという思いから、5回も軍への入隊を志願するも、不合格。スティーブはエイブラハム・アースキン博士に見出され、「スーパーソルジャー計画」の被験者となる。

ハロウィン

イリノイ州ハドンフィールドで、ハロウィンの日に、殺人鬼マイケル(ブギーマン)が登場する。ジョン・カーペンター監督。ジェイミー・リー・カーティス 主演。

トゥルーライズ

ハリー・タスカーは、ロサンゼルスで暮らすコンピュータ会社のセールスマン。だが、本当は、大統領直属の国家保安組織のスパイだった。ジェームズ・キャメロン監督。アーノルド・シュワルツェネッガー主演。

大どんでん返しが面白い!

手紙は憶えている(2015)」。

あ、そうそう。これも面白かったですね。
あんまり結末は言えないんですけど。
製作がカナダとドイツ。
主人公が確かニューヨークに住んでて。

これはホントは結末が言えない。
老人ホームみたいなところにいましたね。

そこに手紙が来て、私は元ナチスの人を知っている、そんな手紙やったかな。
その人物を探し求めて行くんです。主人公は家族をナチスに殺されている。

最後に大どんでん返しのある作品は紹介しにくいですよね、「シックス・センス(1999)」とか「ユージュアル・サスペクツ(1995)」とか

どんでん返しが有ると思って観たら駄目。何も知らずに観るのがすごく面白い。

「シックスセンス」なんて有名なんで、とっくに知っていましたけど。
何も知らずに観ました?

僕は公開すぐに観に行って。あの監督は直ぐに行かないと。

M・ナイト・シャマラン監督。また、新作がありますよね。「オールド(2021)」

最近はあまり話題にならないですね。見つけたら行くようにしてるんやけど。

ミスターガラス(2019)」もありましたけど。
アンブレイカブル(2000)」と「スプリット(2016)」の続編。

最後アベンジャーズみたいになってましたね。
演技合戦みたいな多重人格。

「スプリット」ですね。ジェームズ・マカホイ。

あれはすごかったよね。ほんとに。

演技合戦。人格の中に女の人がいたり、凶暴な人があって、肉体がムキムキになってしまったり。
なかなか見ごたえがあって。

子供がおじいさんとおばあさんの所へ遊びに行く映画もあった。(「ヴィジット(2005)」)

それって観たことないです。

それも最後にどんでん返しがあって。

なんだろう?「サイン(2002)」とか、メルギブソンが出てた。

「サイン」は、そのものが出てきますよね。
ごまかさないよね。見る人に任せるとかじゃなくて。

ヴィジット(2015)」。最近ですねえ。観たことない。

話題になってなくて。どこにシャラマンが出てるかも分からなかった。

あの人毎回出演するのですか?

「シックスセンス」も出てたね。ヒッチコックばりにね。
(「ヴィジット」でシャラマン監督は出演したかったが、物語上、無理があって断念した)

手紙は憶えている

90際のゼヴはニューヨークの介護施設で暮らしている。友人のマックスから1通の手紙を受け取る。そこには、22人の家族を殺したナチスの兵士に関する情報が記されていた。アトム・エゴヤン監督。クリストファー・プラマー主演。

シックス・センス

小児精神科医マルコム・クロウは、死人が見えるという少年コール・シアーと出会う。M・ナイト・シャマラン監督。ブルース・ウィリス主演。

ユージュアル・サスペクツ

カリフォルニア州のサンペドロ港。船が爆発し、銃殺された多数の遺体が見つかる。関税局捜査官のクイヤンは、生き残った詐欺師ヴァーバル・キントを尋問する。ブライアン・シンガー監督。ガブリエル・バーン出演。

オールド

バカンスで訪れた美しいビーチで、異常なスピードで老化するスリラー映画。M・ナイト・シャマラン監督。ガエル・ガルシア・ベルナル主演。

ミスター・ガラス

特殊能力者デヴィッド・ダンは連続殺人事件を追っていた。偶然「群れ」の人格の一人であるヘドウィッグと接触し、廃倉庫にチアリーダー達が監禁されているビジョンを見る。M・ナイト・シャマラン監督。ブルース・ウィリス主演。

アンブレイカブル

フィラデルフィアで乗客131人が死亡する列車事故が起きた。警備員デヴィッドが無傷で唯ひとり生き残る。M・ナイト・シャマラン監督。ブルース・ウィリス主演。

スプリット

叔父に性的虐待を受けた女子高生ケイシー・クックは、クラスメイトのクレア、マルシアと共に誘拐される。誘拐犯は姿を現す度に様子が変わる。彼は解離性同一性障害(多重人格)だった。M・ナイト・シャマラン監督。ジェームズ・マカヴォイ主演。

サイン

妻の事故死、牧師を辞めたグラハムは、弟のメリルと二人の子供達と暮らしていると不思議な現象が起き始める。愛犬の暴走、畑に出現したミステリーサークル、家の周りに出没する姿の見えない謎の存在。M・ナイト・シャマラン監督。メル・ギブソン主演。

ヴィジット

シングルマザーに育てられている15歳の姉ベッカと13歳の弟タイラーは、ペンシルベニアの祖父母の家で1週間を過ごすことになる。夜中になると、異様な気配が漂い、不気味な物音が響き渡る。M・ナイト・シャマラン監督。オリビア・デヨング主演。

時間旅行が面白い!

サマータイムマシン・ブルース(2005)」は面白いって聞いていて。

これは邦画です。今活躍してる人が出てます。瑛太とか佐々木蔵之介とか上野樹里とか、そうそう真木よう子とか。

ムロツヨシとか。

ふざけた話でね。大学生の夏休みなんですけども、部活動をしてて、リモコンが壊れて、部室のエアコンがつかなくて。っていう所へタイムマシンが‥。

唐突な。

タイムマシンが出てきて。「そうや、リモコンを取りに、壊れる前の時間に行こう」って行く。で、悪ふざけをして、帰ってきたら、何かあれちょっとこれはいけないと。あんなことをしたら良くなかったって、それを修正しに行こうって。また行くから本人が3人も出てくるんですよ。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)」みたい。

そのドタバタと学生の夏休みのちょっとだらっとした空気感みたいなのがいい。

話を聞いてると、気になるのばかり。

TENET テネット(2020)」は観ましたか?

「テネット」を観たのはつい最近、やっと見れた。クリストファー・ノーランはどんだけ時制にこだわってんのか。あれは面白いなぁ。

エキスポシティーのIMAXってわかります?
「テネット」は去年あそこで観た映画なんです。
IMAXは大まかに2種類あって、難波にあるIMAXのスクリーンはスコープサイズ(2:1以上の横長)よりもちょっと高さがあるんですよ。その分映像が多いんです。
ノーラン監督のはこれよりさらに大きくて(1.43:1)、それがエキスポにあるIMAXスクリーンで観れる。ほとんど正方形に近いんです。スコープサイズの2倍位かな(18m×26m)。かなり広がって見えてこれが観たいがためにエキスポまで行ったんです。

ノーランはきっとそれを観てほしいですよね。

あの人こだわってますから。
ダークナイト(2008)」も「インターステラー(2014)」も観に行きました。

「ダークナイト」もクリストファー・ノーランが撮ると違いますよね。

今までのバットマンもコミックヒーローで面白かったですけど。ノーラン監督が撮ると一気に現実感が出てくる。

インセプション(2010)」も面白かった。これでガツンときたかな。
その前に「インソムニア(2002)」は‥。

アル・パチーノが出てるんでしたっけ?
僕はまだ見てないですけど

殺人犯と刑事の話ですけど、ノーラン監督と気づいてなかったんですけど。あの映画は凄いなっていう印象がずっと残ってて、「インセプション」を観たときに、「この監督なんや!」と思って。

あの映画もすごい面白いですよね。複雑な話ですけど、夢の中に夢があって。

時間の流れがね。ちょっと違うみたい。
「車はいつになったら落ちんねん」みたいなね。

(笑) 一番好きな監督はノーランですか?

今コンプリートしたいなと思うのはクリストファー・ノーランかな。

人気ですよね。

今、関連本がたくさん出てますもんね。「ノーラン・バリエーションズ」を買っちゃいました。「インセプション」のことを調べたいと思って。
あれを読むとさらに時間のこだわり方ってすごいなぁって、それとフィルムのこだわりがね。

CGとかあまり使いませんもんね。

サマータイムマシン・ブルース

「SF研究会」の部室、前日にクーラーのリモコンが壊れて猛暑でぐったりしてる部員達の前に突然タイムマシンが出現。昨日に戻り、クーラーのリモコンを取ってこようと計画、過去の世界でふざけたことばかりする。本広克行監督。瑛太主演。

バック・トゥ・ザ・フューチャー

1985年のカリフォルニア州ヒルバレーに住む、高校生マーティ・マクフライは、親友である科学者エメット・ブラウン博士(通称ドク)から、タイムマシンが完成した事を聞く。乗用車デロリアン・DMC-12を改造したものだった。ロバート・ゼメキス監督。マイケル・J・フォックス主演。

TENET テネット

CIA特殊工作員の"主人公"はフェイという男から、第三次世界大戦を阻止する為の謎の存在"TENET"にスカウトされる。クリストファー・ノーラン監督。ジョン・デヴィッド・ワシントン主演。

ダークナイト

ゴッサム市警のジム・ゴードン警部補の組織犯罪撲滅活動に、地方検事ハービー・デントが協力を申し出る。ブルース・ウェインは堂々と悪と戦うハービーこそが真のヒーローであると考え、バットマンの引退を考える。クリストファー・ノーラン監督。クリスチャン・ベール主演。

インターステラー

巨大砂嵐により農作物が枯死し、人類滅亡の危機を迎えていた。元宇宙飛行士クーパーは、第二の地球となる惑星を探すミッションにパイロットとして参加するよう説得される。クリストファー・ノーラン監督。マシュー・マコノヒー主演。

インセプション

ドム・コブは「エクストラクト」という夢の中に入って情報を抜く産業スパイとして活動している。サイトーから競争企業の後継者ロバート・フィッシャーに会社解体アイディアを植え付けるインセプションを依頼する。クリストファー・ノーラン監督。レオナルド・ディカプリオ主演。

インソムニア

白夜のアラスカ、ナイトミュートで、17歳の少女が撲殺される。ロス市警からドーマー刑事と相棒のハップ・エッカートが派遣。犯人をおびき寄せるためドーマーは罠を仕掛ける。クリストファー・ノーラン監督。アル・パチーノ主演。

まだまだ、面白い映画!

勝利への脱出(1981)」が入ってますね。

これ好きなんですよね。最後の脱出は無理矢理な気もするんですけど。
第二次世界大戦中のドイツ、ナチス軍と捕虜軍でそれぞれサッカーのチームを作って大会をしようっていうので、捕虜チームが大会のどさくさに紛れて逃げるつもりが、だんだん試合に身が入ってきて、逃げずにちゃんとやろうというところが良くて。
ゴールを決めて、周囲の人たちがわーって盛り上がって、警護しているドイツ軍の人たちも観客を払いのけて捕虜チームのところへバァって集まってきて、そのどさくさに群衆に紛れて逃げるんです。
ああいうのが好きなんですよね。

パブリック 図書館の奇跡(2018)」は観ました?

もうすぐBSで放送するのが、楽しみ。

これも結構面白かったです。
ホームレスたちがアメリカの大寒波の中で図書館に立てこもる話。
主人公が図書館で働いてる職員なんですけど。ちょっと訳があってホームレス達と一緒に立て込まざるをえない状況になって。かばう立場になっちゃうんです。
最後にびっくりしますよ。ぜひ観てください。

これは楽しみやね。

バット・ジーニアス 危険な天才たち(2007)」は?。

タイの映画です。

タイですごく話題になった。

アメリカの大学へ行くための統一試験が世界各地で行われるんだけど、時差をうまく利用して問題を盗もうっていう壮大なプロジェクトを学生たちで考えて。なかなか面白かったです。
ちょうどカメラを止めるのがヒットしてて、あれと同じくらい面白いって話題になりました。

カメラを止めるな!(2017)」は、TOHOシネマズ梅田の1番スクリーンが関西で一番収容人数が多くて、そこで観たんです。
満席で最初はしんとしてたんですけど、だんだん笑い声が聞こえてきて、最終的には大爆笑。
まさに映画館で観る楽しさっていうのは違いましたね。

みんなで観るといいね。

おうちでじっくり見るのも楽しいんですけど。

「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督のちょっと前の作品に「ザ・ライダー(2017)」があって、劇場未公開。
カウボーイが乗馬中に事故って足を怪我していて、カウボーイとして復帰しようとするんです。なかなかうまくいかなくて周囲の人からもやめとけって、言われるんですけど、それでもめげずに静かに立ち上がっていく姿に胸を打たれます。

そういうのが、映画の1つの魅力ですよね。

大停電の夜に(2005)」、これは‥。

これは邦画です。すごくいい映画でした。
クリスマスの話です。よく言われるグランドホテル形式っていう、いろんな人が登場する群像劇です。そんなシリアスな話ではなくて、上手いなって思ったこと覚えてる。

それぞれの人物もそれぞれの話があって、最終的に1つに行き着くみたいな感じですか?

いや1つにならないですけど、それぞれのホテルの話とか家庭の話とかっていうのがありつつ、共通してるのは停電になってホテルでは、ある飲み屋さんではどうしてたとかね。それぞれのドラマが面白いし、日本では珍しいそういう群像劇。

EXIT イグジット(2018)」これはどっち? 韓国の方?。

そうそう。
街に毒ガスが発生して、人々が倒れちゃって、毒ガスがだんだん上昇してくるんです。主人公とヒロインは、もともと大学の時にロッククライミング部で、それを生かしてビルを渡って、走って、駆け巡って、また登って。

面白そうやな。

昨年のマイベストテンに入ってます。「ナイブズアウト」もですけど。ストレートに楽しい作品が好きで、「ゴジラvsコング」とかそういう楽しいのがいいです。

今気になる監督います? いわゆる映画作家って言われてる人。
最近「映画作家」っていう言い方しないけどね。

物語だけを求めるタイプで、俳優とか監督とかあまり注目しないんで。1番好きな監督って訊かれると、やっぱりセルジオ・レオーネ監督、2番目はバーホーヘンかな。
3番目が詳しくないんですけどウェス・アンダーソン監督ってわかります。
犬ヶ島(2018)」とか「ファンタスティック Mr.FOX(2009)」とか。可愛らしいシュールな感じの雰囲気にすごいはまってしまって。
来年、新作がくるんですけど。新聞社が舞台だったかな。長いタイトルで(「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021)」)。すごい楽しみ。

確かミニチュアとか使ってるんですかね、建物とか。「グランド・ブダペスト・ホテル(2014) 」は、実際にミニチュアを用意して。

あれはミニチュアで作ってたの?

確かそうでしたよ。

ロープウェーもあって。

ありましたね。
見た感じも作りもんぽかったんで、

そういう撮り方をしてますよね。ポスターからして

そうそうポスターからして、おもちゃみたいな感じがして全体からして。
すっごい好きなんです。

制作プロダクションでブラムハウス・プロダクションズがホラー映画ばっかり撮ってるじゃないですか。最近ヒットメーカーというか「ハッピー・デス・デイ(2017)」とか、ちょっと一風変わったホラー映画「ゲットアウト(2017)」とか、色々やってて凄いなあと。

次は、「レミゼ」。
これで(ヒュー・ジャックマン)が歌がうまいって‥。

ごめんなさい。その「レ・ミゼラブル(2018)」じゃないんですよ。
そっちの方は観たことないです。

あっちの方か「96時間(2008)」の?。

リーアム・ニーソン(「レ・ミゼラブル(1998)」)、でもないです。タイトルは「レ・ミゼラブル(2019)」なんですけど。あのミュージカルとは一切関係ないんです。

あ、そうなの。

舞台はフランスっていうだけで全く関係ないです。フランスのパリの郊外の話しで、黒人たちが集まってスラム街があって

そこだけがタイトルにつながる

舞台が一緒って言うだけで「レ・ミゼラブル」を知らないので何とも言えないんですけど。すごい面白かったです。
これは現代です。ここに赴任してきた警官が主人公で悪い人じゃないんですけど、同僚が悪い人で黒人の少年とかをいじめたりして。
ちょっと悪さする黒人の少年に、たまたまゴム弾で撃って大怪我をさせちゃうんです。主人公は病院に担いで行こうとするんですけど、同僚たちが隠蔽しようとして、少年たちや黒人たちが怒りを爆発するっていう話で、最終的に結構悲惨な終わり方をするんです。悪い事してない主人公が巻き添えになって。

フランス映画なんですか?

そうです。フランスに黒人のスラム街があって。

フランス映画に黒人よく出てきますよね。麻薬もよく出てきます。

まさにそういう所でしたね。

勝利への脱出

1943年、第二次世界大戦最中のドイツ南部のゲンズドルフ捕虜収容所。ドイツ軍情報将校フォン・シュタイナーはドイツ代表対連合国軍捕虜チームとの親善試合を思いつく。ジョン・ヒューストン監督。マイケル・ケイン主演。

パブリック 図書館の奇跡

大寒波が襲来したシンシナティ、ホームレスのためのシェルターは収容量が足りない。凍死を避けるため、閉館時刻後も公共図書館内に滞留する約70人のホームレスがいた。エミリオ・エステベス監督・主演。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち

パットとグレースがリンにSTIC国際的な大学入試のテストでのカンニングをもちかける。このテストは全世界同日に行われる試験だった。ナタウット・プーンピリヤ監督。チュティモン・ジョンジャルーンスックジン主演。

カメラを止めるな!

廃墟でゾンビ映画の撮影が行われていた。そこには、かつて日本軍が死体を蘇らせる実験をしたという場所だった。上田慎一郎監督。濱津隆之主演。

ザ・ライダー

大怪我を負ったカウボーイが生きる意味を見いだすまでの物語。クロエ・ジャオ監督。ブレイディー・ジャンドロー出演

大停電の夜に

クリスマス・イヴ。昔の恋人を待つバーのオーナー。愛人に呼び出さた男。手術を目前に生きることに迷う少女。クリスマスが始まろうとする時に大停電が発生する。源孝志監督。豊川悦司主演。

EXIT イグジット

大学の山岳サークルのエースだったヨンナムは、就職に失敗。宴会場の職員であるサークルの後輩・ウィジュと再会する。その頃、都心部では有毒ガスが広がり大惨事になっていた。イ・サングン監督。チョ・ジョンソク主演。

犬ヶ島

ストップモーション・アニメーション映画。ウニ県メガ崎市では犬の伝染病「ドッグ病」と「スナウト病」が蔓延し始めた。小林市長は犬をゴミ島へ隔離することを決める。ウェス・アンダーソン監督。

ファンタスティック Mr.FOX

Mr.フォックスは盗みから足を洗い、穴暮らしをしながら新聞記者として働く。丘の家を購入するが、丘の向こうには意地の悪い3人の人間の農場主が住んでいた。ウェス・アンダーソン監督。ジョージ・クルーニー主演。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

題名は架空の新聞の名称。ウェス・アンダーソン監督。ベニチオ・デル・トロ主演。

グランドブラペストホテル
グランド・ブダペスト・ホテル

カリスマ的コンシェルジュである初老の男と若いベルボーイの交友を描いた物語。ウェス・アンダーソン監督。レイフ・ファインズ主演。

ハッピー・デス・デイ

9月18日月曜日。テレサ・ゲルブマンは、誕生日の夜、パーティー会場に向かうトンネル内でベビーのお面をつけた人物に殺される。そして、この日が何度も繰り返す。クリストファー・B・ランドン監督。ジェシカ・ローテ主演。

ゲット・アウト

白人のガールフレンド、ローズの実家を訪れたアフリカ系アメリカ人クリス・ワシントンが体験する恐怖の物語。ジョーダン・ピール監督。ダニエル・カルーヤ主演。

レ・ミゼラブル

警察官である主人公ステファンはパリ郊外のモンフェルメイユに赴任。同僚のクリスとグワダとともに3人チームを組み、街の中をパトロールする。クリスが暴力的な方法で取り締まりをするのをステファンは制止できずにいた。ラジ・リ監督。ダミアン・ボナール主演。

いろんなツールが映画になるのが面白い!

serch/サーチ(2018)」観ました?

観てないです。タイトルは知ってるけど。

全部パソコンの画面で展開するんです。
パソコンの画面なので、ウェブ会議みたいな感じで主人公の姿が映るんです。娘が行方不明になって、その証拠を探すためにSNSとかを見てストーリーが展開していくんです。どこに行ったか手がかりを求めて、パソコンの画面というシチュエーションも面白いし、犯人が意外な人物だったりするのも面白いんです。

お話はミステリー?

そうです。シンプルに面白かった。

最近のそういうツールってよく出てきますよね。

そうですね。全編ズームで撮影したホラー映画とかもありました。(「ズーム/見えない参加者(2021)」)

フッテージ物とかね。最近ちょっとあんまり出てこないけど。

パラノーマル・アクティビティ(2007)」とか。
ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999)」とか。

あれは? ニューヨークに巨大な怪獣が襲ってくる。

あー、J・J・エイブラムスの「クローバーフィールド/HAKAISHA(2008)」僕はまだ観てないんです。

あれからフッテージ物ばっかり。あれは上手かったですよ。

怪獣の足しか映らないですよね。

ビデオカメラっていう制限があるんで、それ以外のものが隠せれるんですね。途中で電池が切れたりもするし、スイッチを入れたり切ったりして。あの使い方は非常に上手くで、それで皆が影響されて。

最近そういうの見てないなぁ。

グーグルアースを使った映画があったな。
自分の故郷を探す「LION/ライオン ~25年目のただいま~(2016)」。

「ライオン」か。知ってますよ。観てはないですけど。

オーストラリアに養子に行って、大きくなってから記憶を頼りにインドの地元の街の風景をグーグルアースで探して、そっから実際に行って。
あんなところまでGoogleで見れる。

search/サーチ

デビッド・キムは娘のマーゴットが失踪していることに気づく。警察が捜査している間に、デビッドはマーゴットのメールアカウントにログインすることに成功した。アニーシュ・チャガンティ監督。ジョン・チョー主演。

ズーム/見えない参加者

ロックダウンされたイギリス、Zoomを介して死者と交信を行う「Zoom交霊会」をはじめた男女6人が、次々と不可解な現象に見舞われる物語。ロブ・サヴェッジ監督。ヘイリー・ビショップ主演。

パラノーマル・アクティビティ

同居中のミカとケイティーは夜中の怪奇音に悩まされていた。その正体を暴くべくミカは高性能ハンディーカメラを設置する。オーレン・ペリ監督。ケイティー・フェザーストン主演。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

1994年10月、モンゴメリー大学映画学科のヘザー、ジョシュア、マイクは、魔女伝説を題材としたドキュメンタリー映画を撮影するために、ブラック・ヒルズの森にやってきた。ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス監督。バック・ブキャナン主演。

クローバーフィールド/HAKAISHA

国防総省が保管している記録映像に、パーティーの最中、突如として不気味な爆音が鳴り響き、吹き飛ばされた自由の女神の頭が降って来た映像が映っていた。マット・リーヴス監督。マイケル・スタール=デヴィッド主演。

LION/ライオン 〜25年目のただいま〜

5歳の時に両親とはぐれてしまい、オーストラリア人夫婦に引き取られたサルー・ブライアリーがGoogle Earthを使って家族を探す。ガース・デイヴィス監督。デーヴ・パテール主演。

感動に震える、これこそ映画の醍醐味

他にお薦めは?

実はね「アラバマ物語」はアメリカの良心といわれるほど有名で。

僕も聞いたことあります。

前回「グリーンブック」を紹介しましたね。南部へ行くと黒人差別があって危険っていう、あれは最後アラバマへ行く話でした。
そこが「アラバマ物語」の舞台なんです。
すごく黒人差別がある中で、女性が襲われる事件が起きて、容疑者が黒人の青年で、その弁護をグレゴリーペックが引き受ける。
地元の人がみんな反発して、一家が辛い思いをする。
裁判をする前に殺してしまえって集まって来るのをグレゴリーペックが一人留置所の前に立って阻止する。
戦うお父さんグレゴリーペックの姿を見つめる息子の話なんです。

法定ドラマがメインでは無いんですか?

最後は法定です。

息子さんとのやりとりが映画の見所ですね。

全体のあらすじはミステリーで、謎が解かれていくっていうかね。
最後が裁判になってそれを見届けに黒人の人たちも来るんですけど、傍聴席の場所すら全然違う。

グレゴリー・ペックは、オーメンに出てたんですね。お父さん役、最後に息子を殺そうとして警察に逮捕された。

グレゴリー・ペックは昔はね、いろんな映画に出演して、前回話した「ローマの休日(1953)」はオードリー・ヘプバーンがまだ新人でした。
戦争映画「ナヴァロンの要塞(1961)」では、ナチスの砲台があって海峡が通れなくて、グレゴリー・ペックがチームを引き連れて、その砲台を爆破しに行く。

結構有名なやつに出てるんですね。

あとオススメはねぇ。

愛情物語(1955)」がジョージ・シドニー監督で、アメリカで音楽映画が大ヒットした時期があったんです。

サウンド・オブ・ミュージック(1965)」ですか。

1950年代。
「愛情物語」はエディ・デューチンという実在するピアニストの話。
エディがニューヨークのセントラルパークにやって来るところから物語が始まります。
当時「セントラルパーク・カジノ」があって、カジノと言っても音楽を聴きながら食事をする場所なんですけど。そこの指揮者が地方巡業した時にエディに「君はピアノが上手なので一度訪ねて来なさいっ」て声をかけた。
その人に会いに来たんだけど覚えてない。「君、誰?」みたいな。
がっかりしたエディがホールにあったピアノをポロポロ弾き始めた時に調律師役のキム・ノバックがそのセンスを見抜く。彼女の紹介で入団が決まる。
この映画でピアノを代奏してたのが、名ピアニスト、カーメン・キャバレロ。彼は他のピアニストと格段に違って、凄い数の音で弾くんです。これ以上のピアニストは出てこないっていう位のピアニストが「愛情物語」の代奏をしてたんです。
エディ・デューチン役のタイロン・パワーも、演奏の演技をかなり練習してるんです。そういうシーンって、手元のカットだけとかよくありますけど、ジョージ・シドニー監督は顔と手元の両方をしっかり映すんですよ。演技ですけど本当に弾いてるようにしか見えない。そこまで、監督はこだわって、ごまかさない。それだけ役者に負担がかかるんですけど。
「愛情物語」は前半分と後半分で話が変わるんです。
前半はピアニストとしてだんだん成功して、キム・ノバックと仲良くなって、結婚する。自分の楽団も持ってセントラルパーク・カジノをホームとしてラジオ番組も持つ。当時はテレビはまだ無いんで「セントラルパークからお送りしました」とか喋りながら。
キム・ノバックが病気になって、クリスマスの夜、彼女が亡くなるのが前半の終わり。
後半は二人の間に子供がいるんですけど、エディは子供を家政婦に任せっきりで、悲しさを紛らわせるために仕事に没頭。その時に戦争が勃発する。
徴兵されてピアニストなので耳が良いので潜水艦にソナー役として乗艦。
沖縄に上陸すると、ボロボロになってるピアノがある。地元のちっちゃい男の子に「ピアノを弾いてみるかい」って、2つの鍵盤をポンポンと叩いてもらって、それに合わせてピアノ弾くんです。

聞いてるだけでウルウルしてきた。

そのシーンがあって子供のことを省みるようになって、戦争が終わって戻って来る。急に自分の子に接するようになっても、今まで離れていたので、なかなか仲良くなれない。演奏シーンも凄くて、当時有名な楽団と共演したり、見所がいっぱいあります。
後はその子供とどうなるのか、もう涙なくして見れない。

タイトルを見るとメロドラマみたいですけど。

前半はメロドラマっぽい感じですけど、後半は激動のドラマチックな物語。
古い選定だけど、初めて観た時の衝撃力に影響されてるような気がします。

当時観たのはいくつですか。

小学校の時ですね。
神戸に劇場タイプの映画館があったんですよ。「ニューシネマ・パラダイス」みたいな、二階席もちゃんとあって、アイスやコーラを売りに来て、そういう劇場はなくなりましたけど。

へぇー

そういうところでセシル・B・デミルの「十戒(1956)」や「シェーン(1953)」のリバイバルを観て。現実と違う世界を感じていました。

僕は昔は映画に興味なかったんです。テレビでたまに「ジョーズ(1975)」や「ジュラシック・パーク(1993)」とかが好きで観てたくらいです。
アニメの映画が好きでした。高校3年生の時に「ジュラシック・ワールド(2015)」が来て映画が好きになって、「ロボコップ(1987)」を観て、そこからどっぷりハマって、大学4年間で悪化しました。今は映画の事しか考えてないです。

小学校の時はノートにつけてたんですよ。

感想みたいなんですか?

そうそう監督は誰とかね。そんなん書いて、このシーンがどうみたいな。
そこに「愛情物語」の事も書いていて、奥さんキム・ノバックが亡くなるシーン。病室にタイロン・パワーが駆けつけてくる。風が吹いて窓がバタバタとなって、「風が怖い」って言うので、窓を閉めて戻ってきたら‥。
風が連れて行ったようなシーンが良い、みたいなことを当時書いたんです。

今は記録されてるんですか。

してないです。
今こそ記憶力が低下してるので書くべきだね。

僕も映画を観終わった直後の衝撃は時間が経つと薄れていくんですよ。
平日は忙しくて映画観るのが週末しかなくて。ってなると1日に3作品を観ることになって、余韻もないんですよ。その時思ったありのままのことを書こうかと思ったり。

今だったらスマホやね。

当時のノートがあるんですか。

実家に行ったらあるかも。

それって、貴重ですよ。

次、「ナチュラル(1984)」はいいですよね。
同じ野球映画だったら「フィールド・オブ・ドリームス(1989)」が一番ですけど「ナチュラル」はその次に好きです。
これも再生の物語です。何か悪い女の人に騙されて。
最後も、クライマックスでボールをかっとばすと、ポーンって飛んでいったボールがロバート・レッドフォードのグローブにポンと落ちて、息子とのキャッチボールのシーンにつながるっていうあの流れのシーンが最高なんです。

上手いと思ったんやね。

良い時間になりましたね。
今日はここまでにしましょう。

また昔の話とか聞かせてください。
ノートが気になる。ノートは見たいなぁ。

アラバマ物語
アラバマ物語

弁護士アティカス・フィンチに白人女性暴行事件で、黒人容疑者のトム・ロビンソンの弁護の依頼が入る。兄妹ジェムとスカウトは父が黒人の弁護を引き受けたことで学校で同級生とケンカをするようになる。人種差別の激しいアメリカ南部で黒人の弁護をするフィンチ一家は、周囲の心無い人々から中傷を受ける。ロバート・マリガン監督。グレゴリー・ペック主演。

ナヴァロンの要塞

第二次世界大戦中の1943年、イギリス軍の将兵2,000名がドイツ軍占領地に囲まれたギリシャのケロス島で孤立。海路は、ナヴァロン島に配備された2門の巨砲の射程内にあった。この巨砲を無力化しない限り、ケロス島からの脱出は不可能だった。J・リー・トンプソン監督。グレゴリー・ペック主演。

愛情物語
愛情物語

1920年代のニューヨーク。ボストンから出てきたエディ・デューチンは、ピアニストになるためライスマン楽団を訪ねるが、雇ってもらえない。だがエディのピアノを聞いた名家の令嬢マージョリー・オルリックスの後押しで楽団に入団する。ジョージ・シドニー監督。タイロン・パワー主演。

カーメン・キャバレロ(Carmen Cavallaro)

(1913年5月6日 - 1989年10月12日)アメリカのピアニスト。イタリア系。演奏基礎はクラシック。クラシックからポピュラーまで幅広くこなした。ピアノ奏法は豪快で、細かい装飾音が豊富、「キャバレロ・タッチ」と称される。和音と装飾音のリズムは目の前が開けるように華麗な演奏で、煌びやか。

ナチュラル

天才野球選手と呼ばれながら、不幸な事件に遭い、プロ入りできずにいたロイ・ハブスが、35歳にして「奇跡のルーキー」としてメジャーリーグで活躍することになる野球映画。バリー・レヴィンソン監督。ロバート・レッドフォード主演。

(対話月日:2021年9月8日)